胆石除去手術を行った後、都内の病院に入院しているアントニオ猪木(本名・猪木寛至)IGF会長(67)=顔写真=が、来週中にも退院の見込みであることが11日、分かった。IGF関係者によると、今週いっぱいは病院で静養し、来週にも退院報告を行う方向であるという。
猪木は6日午後、都内ホテルで吐き気と腹痛を訴え、救急車で搬送されて入院。精密検査で胆石と診断され、内視鏡による除去手術を受けた。経過良好とはいえ、大黒柱の不在が続く中、猪木に関する問い合わせに事務所はピリピリムード。関係者は「元気です。暇を持て余しています」と回復をアピールした。
この日は都内で、2月5日の福岡国際センター大会で開幕する「IGFチャンピオンシップ」の概要が発表された。8選手が2億円ベルトを争う初代王者決定トーナメントだが、すでに猪木は「取り除いた胆石をベルトの飾りにする」とのコメントを病床から発している。
出場第1号選手となった大相撲元幕内若麒麟の鈴川真一は「猪木さんの入院は携帯電話のニュースで知った」と語り、「力士時代からよく知る会場。誰よりもいいファイトをする」と師・猪木への“全快祝い”を誓った。