初優勝の滝川第二イレブン凱旋　全国高校サッカー　

学校に戻り、お祝いのケーキを食べる滝川第二イレブン＝１１日夜、神戸市西区春日台の同校（撮影・吉田敦史）

　１０日に閉幕した第８９回全国高校サッカー選手権で初優勝した滝川第二高校イレブンが１１日夜、神戸市西区の同校に凱旋した。栫裕保監督（５０）や優勝旗を手にした浜口孝太主将（１８）らは、教職員ら約１００人に拍手で出迎えられ、笑顔を見せた。

　同校にはケーキや花、祝電約７０通などが届けられ、祝賀ムードに。栫監督は決勝を振り返り、「応援スタンドが（スクールカラーの）ブルー一色で力がわいた。おかげで全国を取ることができました」とあいさつ。

　大会得点王でＪリーグ１部、清水エスパルス入団が決まった樋口寛規選手（１８）は「みんなに出迎えてもらって実感がわいてきた」。早朝からのテレビ出演などの疲れも見せず「いろいろと経験できてうれしい」と笑顔でケーキをほおばっていた。　（伊藤大介）

(2011/01/11 22:20)