部室で「太宰」と親しまれる友人がいる。
今日はその太宰君と1330時に丸善で待ち合わせであった。
0950時発のバスに乗る。
午前は暇であるから、名古屋駅高島屋へ向かう。
高島屋では大名古屋ビルヂング側のエレベーターで三省堂書店。
暫く物色してから一つ降りて東急ハンズ。
青鉛筆と70年代のアメリカみたいなメモ帳、そして妹の入学祝にセーラーの廉い万年筆を購入。
70年代っぽい感じのメモ帳再び昇って三省堂。
塔文社レトロマップシリーズの新作でも出ていないかと地図の書棚を睨む。
生憎、塔文社の新しいのは無かったが、帝国書院の復刻版地図帳が棚右端に鎮座している。
年は昭和9年、昭和25年、昭和48年の三種。
昭和9年版だけ4000円と高い。
結局、昭和25年版にした。
チョンホワ民国とハーヌ民国ww
戦前、既に廃線になったはずの鉄道が描かれてる・・・大名古屋ビルヂングを見下ろしながら下界に、そして階段で地下に降り、超満員の電車に乗り、栄で下車する。
改札場に行くにつけ階段を上り、ふと見上げると太宰君がいる。
奇遇だ。
彼はまるでアンニュイ的な戦前の小説家のオーラを発している。
眼光が鋭いわけではないので、芥川龍之介というよりは太宰治だ。
また、風景写真を好むあたりが私と共通している。
丸善に着く。
腹が空いているのでレストランに向かう。
非常に品の良い店内である。
丸善発祥とされるハヤシライスを頼む。
すると給仕曰く、御飯を切らしていて炊くに20分かかる、と。
どうしてもハヤシが食べたいので、紅茶だけ先に戴いて待つことにする。
紅茶が硝子のティーポットに容れられて来る。瀬戸物にもこだわりがあって良い。
太宰君と後期試験を悲観していたら、予想より早くハヤシライスが来た。
美味い。
黙々と一気に食べ終えてしまった。

そもそもの目的といえは、丸善で催される古書フェアである。
先週は洋書バーゲンであったその現場へ赴く・・・
アッヒャッヒャ!ヽ(゚∀゚)ノアッヒャッヒャ!
アッヒャッヒャ!ヽ(゚∀゚)ノアッヒャッヒャ!
アッヒャッヒャ!ヽ(゚∀゚)ノアッヒャッヒャ!
(・∀・)すんばらすぃ
まず、眼前には糸綴じの画集や手本、袖珍(字引)といった徳川時代の類。脇には浮世絵。
奥には郷土史。
そして、ナイロンで保護された国土地理院の古地勢図。
背を丸め血眼に地図を漁る。傍から見ればまるで気違いだw
あっち行き、こっち行きギャラリー内を約二時間。
畢竟、以下のものを買った。
・「曳馬町全圖」・・・「帝國在郷軍人會濱松市曳馬分會之印」(*´д`*)イイ
・昭和32年「御前崎」・・・駿遠線が載ってる(Д゚(○=(゚∀゚)=○)Д゚)
・昭和34年「気賀」・・・奥山線が載ってる(Д゚(○=(゚∀゚)=○)Д゚)
・昭和22年、昭和26年「濱松」・・・濱松ヽ(゚∀゚∀゚∀゚∀゚∀゚∀゚∀゚∀゚∀゚)ノ萬歳
・「大東亜戦争 海戦画集」・・・大日本帝国ヽ(゚∀゚゚∀゚∀゚∀゚∀゚∀゚∀゚∀゚)ノ萬歳
以上、金三千八百円也。
海戦画集
けふ買ったのもの>
松宮氏来る23日送別会に持って行くかもw