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【プロ野球】

G小笠原あと11本2000安打 張本超えスピード到達誓った

2011年1月11日 紙面から

沢村(左奥の(15))ら新入団選手が練習する中、自主トレをスタートさせた小笠原=ジャイアンツ球場で

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 通算2000安打にあと11本と迫っている巨人の小笠原道大内野手(37)が10日、“張本超え”を誓った。開幕から出場13試合以内で到達すれば、日本球界では1733試合の張本勲氏を上回って川上、長嶋両氏に次ぐ史上3番目のスピード記録。この日、ジャイアンツ球場で自主トレを公開したガッツは「そうなるように頑張りたい」と力を込めた。

 2011年の本格始動。見据える視線の先には3000安打の先達がいる。「自分なんかが語れないような偉大な方。(張本超えを達成できれば)大きな財産にもなる」。ガッツの通算出場試合は1719。球史に残る大打者のトップ3に割り込む名誉が目の前に待っている。

 「ここまでくれば意識しないのもウソ。昨年中に達成できなかったことが物語るように、簡単にできるものではない。今年クリアする可能性があることは誇りに思う」。ガッツが自身の記録について、これだけハッキリと意思表示することは珍しい。

 すべてはペナント奪回のためだ。個人記録を早く頭から消し、チームの勝利に突き進む。理想は3月決着。3月25日の開幕からマルチ安打を続ければ、2カード目の広島戦(マツダ)で決まる。「ホームで決めるのが一番だけど、こだわりはない。達成の瞬間をお見せできればいい」と場所は選ばない決意だ。

 この日は実松とともにキャッチボールやノックなどで軽快な動きを見せた。例年通り、今月下旬に始まる合同自主トレの前に宮崎入りすることも決定。「開幕戦の1打席目、1球目から集中していく」。ロケットスタートの準備は着々と進  んでいる。 (井上学)

 

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