(cache) 万年筆 - astamuse(アスタミューゼ)

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以下の情報は、出願公開日時点(2008年09月25日)のものです。

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従来、ペン先とペン芯を装着した内部材に先軸筒を被せ、該前記先軸筒の後端に金属コネクターを配する等して先軸筒と後軸筒を着脱自在に螺着した構造の万年筆や、さらには前記先軸筒の先端に先金輪を装着した構造の万年筆については知られている。ところで、万年筆においては、ペン芯や内部材の後方に装着したインキ筒内にインキを吸入するために、インキ壜内に収容されたインキにペン先を漬けてインキを吸入するが、その際に、先軸筒の先端部分や先軸筒の先端に装着した先金輪あたりまでインキに漬けてしまって、インキを吸入しているのが現実であり、内部材と先軸筒の先端がインキで汚れるという事実がある。また、ペン芯や内部材の後方にインキカートリッジを装着するタイプの万年筆においても、ペン芯からペン先周りに流出してきたインキで、キャップの着脱操作等により内部材と先軸筒の先端がインキで汚れるという事実がある。

こうしたことから、内部材と先軸筒との当接部からインキが流入し、そのインキが先軸筒と後軸筒とが螺着する構造部分から軸筒の表面に滲み出てきて、軸筒の表面をインキで汚すという問題がある。図5を用いて詳述すると、従来の万年筆51は、ペン先2とペン芯3を装着した内部材4に先軸筒(首軸とも呼ばれている)5を被せた構造で、該先軸筒5の後端に金属コネクター6を配し、該金属コネクター6の先端部分6aを内部材4に螺着7し接着剤により固着してある、内部材4に形成した外方に突出する段部8に先軸筒5に形成した内方に突出する係止段部9を係止し、先軸筒5の後端面5aを金属コネクター6の鍔部10に当接することで、先軸筒5を内部材4と金属コネクター6とで挟持して設けてある。後軸筒11は金属コネクター6に螺着12して着脱自在としてある。先軸筒5の先端には、先金輪13を内部材4に螺着し接着剤により固着して設けてある。

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前記の構造により、先金輪13と内部材4の当接部14の先端部分(矢印Pで示した部分)とか、先金輪13と先軸筒5の当接部15の表面側部分(矢印Qで示した部分)よりインキが進入し、時間の経過とともにインキが後軸筒11側に流入していき、進入したインキが先軸筒5の後端面5aと金属コネクター6の鍔部10の当接部16の表面側部分(矢印Rで示した部分)より外部に前記インキが滲み出て、使用時に手や指をインキで汚したり、またはキャップ(図示せず)を被せる等した際にキャップ内をインキで汚したり、さらにそのインキがキャップから先軸筒に付着したりして先軸筒を汚してしまうという問題がある。

上記問題を解決するものとして、先金輪と内部材との間に弾性体からなるリング状のシールを介在することによりインキの進入を阻止する技術が実公平7−12054号公報により開示されている。しかし、現実問題として、前記弾性体からなるシールも射出成形により形成されており寸法のばらつきが大きい。シールの形状寸法がシールを収納する凹部溝の形状とうまく一致しないと、例えばシールの形状が大きすぎると、図6に示すように、万年筆201は、シール17が装着した部分の先金輪18の部分が内部材4より前方へ若干突出した状態になり、先金輪18と先軸筒との当接部15における隙間の距離が大きくなり、製品としての価値を下げてしまう恐れがある。また、シール17を圧着するためのシールの変形量が多くなり、各部材への過剰な応力がかかり、各部材に変形や割れが生じたりしてしまう。また、例えばシールの形状が小さすぎると、シールの各部材への圧着が弱く、インキ流入防止効果を充分に発揮できないという問題がある。 実公平7−12054号公報

射出成形
金型内に熔融した樹脂をシリンダにより射出して、成形する方法

概要

ペン先とペン芯を装着した内部材に先軸筒を被せ、該先軸筒の後端に後軸筒を着脱自在に螺着した構造の万年筆において、従来の構造を変えることなく、簡単な構造で、内部材や先軸筒等の各部材を傷つけたり破損したりする心配もなく、先軸筒における先軸筒と内部材等の各部材間との当接部部から進入したインキが、後軸筒と接続する先軸筒の後方部分から滲み出ないようにする。先軸筒5の内壁面5bに対向した内部材4の外壁面4aに、リング状に形成した毛細管現象を生じるインキ収容溝20を軸心方向に4列並列にして設ける。

目的

-

効果

このことより、従来のように、金属コネクター6の先軸筒5の後端面5aと接する鍔部10との当接部16からのインキの滲み出を防止することができる。

産業分類 事務用品製造業
技術分類-
機能タグ装う着く収める
材料タグ-
設備タグ-
方法タグ-
情報更新 2010/12/29
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