01/11 米海軍原子力空母 五島沖での合同訓練公開
爆音を響かせて発着艦を繰り返すアメリカ海軍の戦闘機。
10日、行われた原子力空母カールビンソンでの演習の様子です。
カールビンソンはアメリカ・サンディエゴを母港とする空母で
12月、西太平洋海域に派遣されました。
この日は海上自衛隊の護衛艦「くらま」との合同訓練が行われ、
双方の艦載ヘリコプターが相手方の船に着艦し、
日米間の運用能力の向上を図りました。
訓練には佐世保市の朝長 則男市長も招待され、
飛行甲板上の様子を視察しました。
朝鮮半島情勢が緊張する中行われた訓練。
モニターの赤い丸がカールビンソンの位置を示します。
10日の訓練の場所は長崎県の五島の南西男女群島のすぐ近くの海域でした。
アメリカ海軍は12月も朝鮮半島西側の黄海で空母を使った演習を行っています。
またペレス司令は、万が一の戦闘体制を視野に入れた
訓練であることも明らかにしました。
カールビンソンは横須賀で定期修理中の原子力空母ジョージワシントンに変わって
しばらくのあいだ西太平洋地域での警戒に当たるものと見られています。