【長崎】原子力空母も参加、米軍と海自が合同訓練

01/11 19:03 更新

アメリカ海軍と日本の海上自衛隊が、長崎県五島列島沖の東シナ海で合同訓練です。巨大な空母も参加、北朝鮮や中国をけん制する狙いもあるとみられます。第1空母打撃群司令サミュエル・ペレス少将は「米海軍と海上自衛隊が一緒に訓練することが、周辺地域の安定を図るためには、一番効果的な方法だと思う」と訓練の意義を強調しました。アメリカ・サンディエゴを母港とする原子力空母「カール・ビンソン」。乗組員は4500人。戦闘攻撃機など61機を搭載しています。横須賀基地を母港とする原子力空母「ジョージ・ワシントン」が定期整備に入ったため、東アジアに投入されました。北朝鮮や中国をけん制する狙いもあるとみられます。10日の訓練では、日米の艦載機が着艦訓練などを実施しました。連携した攻撃能力を高めることが目的です。「カール・ビンソン」は11日、韓国の釜山に寄港しました。14日に出港し、韓国海軍と合同訓練を実施します。