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全国1万4千人調査 都道府県別女のSEX「よがり声」と「絶頂語」(2)

2011年1月9日(日)22時0分配信 週刊実話 

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 面白いことに、オーガズムワードには、方言があまり使われないという。
 「世界的に見ても『イク、イク』『来る、来る』『終わっちゃう』『最高』という言葉が基本形です。ただ、声が高音になる過程やテンポなどには地域性が大いに表れています」(色川氏)

 例えば、東北、北海道では声の高音化が著しいエリアで、4拍子のテンポ型が多いという。中部地方は高音化については標準であるが、2拍子〜3拍子のテンポ型が多い。関西にいくと、高音化は標準以下だが、テンポが速く、「ああああああ〜ん」の多拍子型が多い。

 一方、西日本は高音化が最も顕著なエリアで、テンポは2〜3拍子型。沖縄は2拍子が多く、高音化が最も少ない。
 「喘ぎ声のテンポは東日本よりも西日本のほうが速い。絶頂時の早口度はバラバラで地域格差があるというより、個人の感じ方の差ではないか。声の高さは一般的に性感度と比例すると考えられています。そのため、その時々のイキッぷりに左右される。つまり、セックスの上手な男、あるいは相性のいい男とのセックスはオーガズムに向かって、女性の声はかなり高音なものになっていく」(色川氏)

 すなわち、いつもセックスしている女性がその日に限って声が今一つだという時は何らかの理由でセックスを満喫していないのだ。
 参考までにいえば、声が大きく、にぎやかな反応の県の上位3県は1位千葉県、2位福岡県、3位埼玉県。そして、比較的おとなしい反応の県は1位山口県、2位愛知県、3栃木県だった。

 さらに、色川氏はオーガズムについて、もっと深い考察を行っている。
 「例えば、オーガズムのパターンに恐怖、不安型というのがあります。頭の半分ではこんなに気持ちがいいのに、半分は恐怖感がつきまとう。なぜ、気持ちよくなっているのに恐怖感があるのか。それはセックスで気持ちよくなると、人間の脳にはドーパミンやベータエンドルフィンなどの神経伝達物質が前頭葉にエンドレスに分泌される。本来は神経伝達物質の分泌にはブレーキが利くものなのですが、セックスの時にはブレーキが働かずに過剰に分泌されるため、『この先どんな風になってしまうのか』という不安感が恐怖につながるようです。だから、必死で腰を使いながらも『ダメ、ダメ!』と無意識に拒絶語を発するのです」

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