USEN:第1四半期の純利益1億円、前年の15億円赤字から回復

【1月11日、さくらフィナンシャルニュース=東京】 USEN(JQ:4842)が11日に発表した2011年8月期第1四半期(2010年9-11月)の連結決算によると、純利益が1億2500万円となり、前年同期の15億1800万円の赤字から黒字に転換した。経営体制を一新し、原点回帰に向け事業再構築に取り組む中、インテリジェンスの売却などにより売上高は減少したが、販管費削減や有利子負債の圧縮などで損益が改善した。

売上高は前年同期比51%減の201億5600万円、営業利益は同2.5倍の14億3200万円、経常損益は6億8900万円(前年同期は11億1500万円の赤字)だった。

また、テレビ向け有料映像配信サービス事業及び個人向け光回線等の販売代理事業の売却完了にともない、事業整理に一定のメドがついたとして、これまで公表を控えていた中間期予想を発表した。売上高は前年同期比50%減の380億円、営業利益は同17%増の30億円、経常利益は18億円(前年同期は5400万円の赤字)、純利益は3億円(同7億1000万円の赤字)となる見通し。

すでに発表済みの通期業績予想に変更はない。【了】


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