【名前】 |
ダークヘッダー |
【読み方】 |
だーくへっだー |
【登場作品】 |
天装戦隊ゴセイジャー |
【名前モチーフ】 |
なし |
【詳細】
様々な動物の頭部を模したパーツであるゴセイヘッダーを
救星主のブラジラが超進化させたもの。
ゴセイヘッダーは普段ヘッダーアイランドと呼ばれる島で石化した状態で眠っているが、召喚に応じて姿を表す。
本来は首だけの存在だが、巨大化能力を持ちそれぞれ対応した乗り物の姿をコピーすることでゴセイマシンと呼ばれる伝説のマシンとなる。
なお、
救星主のブラジラが配下に持つヘッダーは人の形をしており、言葉を話す事が出来る。
モチーフは複数の頭部を持つ幻獣と角を持つ幻獣二種類の合成であり、それに武器の意匠、さらに全体的な姿はゴセイグレートの特殊形態をモチーフとしている。
もはや虫、無脊椎動物ではなくなった。
また名前モチーフはハリーポッター等の章構成のファンタジー映画から取られている。
なお、ゴセイナイトも他のダークヘッダーも超進化して人型となった存在であるのは変り無いのだが、ゴセイナイトが背中にヘッダージョイントの名残が残っているにも関わらずダークヘッダーの背中にはジョイントの名残が存在しない。
余談だが、ゴセイヘッダーは「生命体」なのか「機械」なのかが非常に曖昧な存在である。
初期では「ヘッダーアイランド」と呼ばれる場所から登場していたが次第にその描写は省かれ、さらにゴセイジャーも自分たちのパートナーとして認識しているようだが、
- 劇場版で、アラタは超新星のギョーテンオーの攻撃を受け破損したドラゴンヘッダーを見て無事を確認する以前に「これではゴセイグレートに合体できない」と発言した。
- 第27話で、アグリはゴセイナイトを「所詮ヘッダー」呼ばわり(第46話ではゴセイナイトがさらわれたにも関わらずどこに居るのかを探そうとさえしていない)した。
- 第29話で、ミラクルゴセイヘッダーがチュパカブラの武レドランに囚われたのに関わらず、彼らの心配をせず護星天使たちはスーパーゴセイジャーに変身できないことに危機感を感じていた。
- 第31話で、ハイドはマスターヘッドが自分の身を犠牲にしてゴセイジャーを救ったのに関わらず彼の死を偲ばず、「俺たち、孤立無援か」と自分たちの身を心配するかのような発言をした。
- 第46話で、ゴセイジャーたちはオルトウロスヘッダーのナモノ・ガタリがゴセイヘッダー(今まで自分たちと共に悪しき魂と戦ってきた存在)でありながら、彼を何もためらう様子も無く簡単に撃破した。
このように、護星天使たちはヘッダーを「道具」としてしてしか認識していないことが垣間見える発言をしている。
ブラジラがゴセイヘッダーを道具としか認識していないことに関してゴセイジャーが反発するらしいのだが、これらのことを踏まえた上で見てみると護星天使は基本的にゴセイヘッダーを道具として認識していていることは共通しているようだ。
(むしろ彼らに名前・言語能力・体を与えているブラジラの方がヘッダーを思いやっているとも取れる)
乗り物の姿をコピーすることで「ゴセイ
マシン
」と呼ばれるところを見ると限りなく機械に近い生命体であることは間違いないようだが。