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文化

人形浄瑠璃の淡路人形座 「時代物」相次ぎ復活 

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「仮名手本忠臣蔵五段目・二つ玉の段」のけいこに取り組む座員ら=淡路人形浄瑠璃館

 淡路人形浄瑠璃を継承する唯一のプロ団体「淡路人形座」は1〜2月、かつて淡路島で人気があった「時代物」の演目復活公演を相次いで行う。2012年春、新たな活動拠点「淡路人形会館」が南あわじ市の福良港近くに完成するのに向け、ファン層の拡大を狙う。

 1月8日には初めて「仮名手本忠臣蔵五段目・山崎街道出合いの段」「同・二つ玉の段」を、同市市三條の三原公民館で上演する。「二つ玉の段」は、人形遣いが自身の衣装も変えながら3人の人形を次々と入れ替わって演じる「早替わり」が見どころだ。

 この演目の早替わりは歌舞伎では行われるが、人形浄瑠璃の主要な劇場では明治〜大正期には取り組まれなくなった。淡路島内で確認できる上演記録は、1957年が最後という。

 座員らは歌舞伎の動きや専門家の意見も参考にしながら、年末年始も休みなしで細かい動きの詰めを行った。頭と右手をあやつる主遣いの吉田新九朗さんは「初めてなので形が決まるまでが大変。動きのある淡路人形らしい演目を楽しんでもらえると思う」と話す。

 その後は、「玉藻前曦袂三段目・道春館の段」「同四段目・神泉苑の段」「同狐七化け」を、京都芸術劇場春秋座(1月29日、京都造形芸術大学内)と洲本市文化体育館(2月11日、同市塩屋1)で41年ぶりに一挙上演。2月20日には三原公民館で「奥州秀衡有?壻・鞍馬山麓の段」を初上演する。

 淡路人形座支配人の坂東千秋さんは「人生の哀歓や人情を描くとともに、派手な早替わりや立ち回りなども楽しめる淡路人形らしい舞台を知ってほしい」とアピールしている。淡路人形座TEL0799・52・0260

(後藤亮平)

(2011/01/06 08:00)


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