太地町トップページへ
くじら浜公園
くじらの博物館
営業案内
捕鯨の歴史
博物館内のご案内
トピックス
周辺の施設
くじらのリンク

































▲ページのトップ














































▲ページのトップ


































お問合せ
〒649-5171
和歌山県東牟婁郡太地町大字太地2934-2
Tel.:0735-59-2400
 Fax.:0735-59-3823

くじらの博物館のある「くじら浜公園」には他にも下記の施設があり、これらの施設は、くじらの博物館と同じ入場券で入場できます。画像をクリックして施設内部の説明をご覧ください。
(海洋水族館)
2006年10月に捕獲された、世界で1頭の大変珍しいイルカ、「腹びれのあるバンドウイルカ(愛称;はるか)」を飼育展示しています。このイルカは、退化した後ろ脚が先祖返りしたと考えられ、腹部に1対のはっきりとした「腹びれ」を持っており、鯨類の進化の謎をひもとく貴重な動物として学術的にも注目されています。水中トンネルのガラス越しに皆様をのぞきにくるイルカたちと出会いを楽しみながら、この鯨類の太古のロマンを間近にご覧いただくことができます。又、施設内には熊野灘で観察できる魚類や甲殻類を展示しておりますので、合わせてご覧ください。
 

クジラショーエリア、ふれあいの海、ふれあいの浜

自然の入江を利用した「自然プール」(水面積11,815平方メートル)は、外海とつながっているため、海水の流入出があり、波もあります。ここでは、小型の鯨類が飼育展示され、彼らの生態や行動能力を間近に観察することができます。クジラショーの他、ふれあい体験、クリアカヤックによる観察、給餌体験で鯨類との出会いをお楽しみください。

イルカショープール
ショープールでは、バンドウイルカによるスピーディーなショーをお楽しみ下さい。イルカたちの運動能力に感動した後は、活躍したイルカたちに触れることのできるコーナーがあります。手軽にイルカとのふれあいをお楽しみ頂けますので、ぜひご参加ください。


ショータイム
営業案内をご覧ください。 
飼育動物
和名 オキゴンドウ
英名 False killer whale
学名 Pseudorca crassidens
和名 ハナゴンドウ
英名 Risso's dolphin
学名 Grampus griseus
和名 バンドウイルカ
英名 Bottlenose dolphin
学名 Tursiops truncatus
和名 コビレゴンドウ
英名 Short-finned pilot whale
学名 Globicephala macrorhynchus
和名 マダライルカ
英名 Pantropical spotted dolphin
学名 Stenella attenuata
和名 カマイルカ
英名 Pacific white- sided dolphin
学名 Lagenorhynchus obliquidens

雄大な南極海で大活躍した捕鯨船「第11京丸」です。
過去南太平洋の捕鯨に何回も参加し、優秀な能力を持つ船を永く保存する目的で展示しました。

第11京丸の概要
進水:昭和31年4月 大阪造船
全長:63.5m 全巾:9.5m 深さ:5.5m
総重量:696.27t 人員:26名

第11京丸は当時極洋捕鯨株式会社の所有船で、南氷洋、北洋捕鯨に活躍しました。
同船には、太地町出身者が多数乗船し、住民には親しみの深い捕鯨船でした。
母船式捕鯨は1970年代半ばから船団を縮小する状況にあり、1978年に捕鯨会社を統合し日本共同捕鯨株式会社が設立された際、余剰船となった同船を譲り受け保存展示をすることになり、昭和54年4月1日に捕鯨船資料館として開館しました。
捕鯨の歴史を伝える上で、つい最近まで活躍していた第11京丸を展示することは重要で、特に特殊な船である捕鯨船の内部や役割・機能を知ってもらうことは大切であり、観光資源としても大きな役割を果たしています。
第11京丸
●操舵室

舵をとったり、速度を調節したりする所です。
現在この部屋では、貴重な「最後の捕鯨(1986年、第5隆邦丸)」の記録映像をご覧いただけます。
 

●捕鯨砲

75mm
捕鯨船の一番前(先端)にあります。
発砲時のクジラとの距離は60〜70m位が命中率が高いが、砲手によってことなります。
 

●推進機

形式及び数:5翼1体型
材料:高力黄銅鋳物
直径:3450mm、翼の巾:87mm
ピッチ:3160mm、速度:16.5ノット(時速32km)
 

●捕獲後
シロナガス、ナガス、イワシ等、ヒゲ鯨類の捕獲後は、体内に空気を注入してラジオブイと旗竿をつけて浮鯨して次の追尾に移る。
マッコウクジラは脂肪が多いため空気は注入せず上記の要領で浮鯨する。
捕鯨船の場合、クジラ追尾中はクジラとの距離は間数で表しクジラの長さは尺で表す。
船首のデッキの傾斜は、荒天でも操業が可能なように直ちに海水が捌ける設計にされている。
●捕鯨船団構成

母船  :1
探鯨船 :1
曳鯨船 :4
捕鯨船 :10
冷凍船 :2
タンカー:2
運搬船 :5
 

●第11京丸の出漁回数

南氷洋捕鯨:昭和31年(第11次南鯨)〜 昭和51年(第31次南鯨) 21回
北洋捕鯨 :昭和31年(第5次北鯨) 〜 昭和49年(第25次北鯨) 19回

●第11京丸の南氷洋、北洋出漁時の捕獲頭数
漁場 シロナガス ナガス ザトウ イワシ ニタリ ミンク マッコウ
南氷洋 194 2,607 55 3,181 12 745 990 7,784
北洋 50 1,523 15 1,968 134 - 1,164 4,854
244 4,130 70 5,149 146 745 2,154 12,638
▲ページのトップ
Since:16.June.1999 Copyright:1999-2006 Taiji Town Office