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太地は日本における捕鯨発祥の地だと言われています。日本人が何千年も前から鯨類を利用していたのは多くの考古学的事実からわかっていますが、組織的な産業活動として成功させたのは、史実によって確認できる限り、太地の和田頼元(わだよりもと)が最初だと考えられています。
武士の出であった頼元は、兵法の観点から捕鯨に取り組みました。船乗りを組織し、山見と呼ばれる探鯨台を設置し、旗や狼煙(のろし)による通信網を整備するなどの戦いの技術を駆使して、鯨を捕獲したのです。
現在はIWCによる商業捕鯨が禁止され僅かに近海捕鯨が水産庁の規制の下で行なわれていますが、かっては町民の大多数が捕鯨や捕鯨関係の仕事に従事し、活況を呈していました。しかし、捕鯨禁止後は水産業の衰退が著しく、町は鯨を中心とした観光に力を入れ、くじらの博物館をはじめ、古式捕鯨時代の施設を整備し、新しい町造りをはじめました。



くじらの博物館



石垣記念館


国民宿舎白鯨

太地町は本州の南端、紀伊半島の東側に位置し、黒潮躍る熊野灘に面し、霊場熊野の山々を後に控える自然豊かで、歴史と文化を継承する港町です。

日本人とクジラの付き合いは古く、有史の頃から文献などにしばしば現れ、その中心的な役割を果たしてきた太地町、近くには歴史的価値のある熊野古道と霊場、日本一の那智の大滝、小型クジラ、イルカなどとの触れ合い体験などクジラを中心に新しい町作りも取り組んでおり、研修、教育旅行などにも適しています。

太陽と豊かな自然、歴史と文化の町、太地町へ是非一度おこし下さい。


太地町は半島形の小規模な町で、町全体が熊野灘に面し、海岸線は豪壮優美なリアス式を形成しています。西南に那智山系を配し、北西に森浦湾の静かな入江、北東には常渡半島、南東には平見の丘陵地を擁して、その中心に天然の良港とされる太地港があり、南岸の河立から継子投・梶取崎・燈明崎にいたる海岸線や常渡(くじら浜公園)の風光明媚な眺めは大自然のパノラマと絶賛を受け、昭和11年2月1日、吉野熊野国立公園として指定されています。
この恵まれた環境を利用し、くじら浜公園の海岸線には、自然をできる限り残した遊歩道があり、また、燈明崎から梶取崎までのおよそ1.6kmの遊歩道には鯨の生態板があり海岸線を見ながらくじらの知識を拡げることができ、休日には観光客や家族連れなどで賑わっています。

くじらの博物館

鷲の巣崎(たかばべ園地)
●交通
 ■自動車を利用
・松原JCT〜阪和道・海南湯浅道・湯浅御坊道・阪和道・南紀田辺IC〜国道42号〜太地
  松原JCT〜太地 約240km
  松原JCT〜南紀田辺IC 約130km
  南紀田辺IC〜太地 約110km
・大阪堺市〜国道310号〜五条〜国道168号〜新宮〜国道42号〜太地
  大阪堺市〜太地 約210km
・名古屋〜東名阪道・伊勢道〜勢和多気IC〜紀勢大内山IC〜国道42号〜太地
  紀勢大内山IC〜太地 約120km
 ■電車を利用
・新大阪〜JR紀勢本線特急くろしお・スーパーくろしお・オーシャンアロー〜紀伊勝浦〜太地
  新大阪〜紀伊勝浦 約3時間40分
・名古屋〜JR紀勢本線特急ワイドビュー南紀〜紀伊勝浦〜太地
  名古屋〜紀伊勝浦 約3時間30分
▲▼クリックで拡大されます。
●道順
 ■自動車を利用
・名古屋、勝浦方面から
国道42号線を南下〜那智勝浦市街地〜湯川駅〜太地町、森浦三叉路左折〜海沿いに約2km〜くじらはま公園〜トンネルを出てすぐ左手に【国民宿舎白鯨】の看板と建物が見えます。
・大阪、田辺、串本方面から
国道42号線を東進〜太田川〜那智勝浦町下里〜太地駅駅〜太地町、森浦三叉路右折〜海沿いに約2km〜くじらはま公園〜トンネルを出てすぐ左手に【国民宿舎白鯨】の看板と建物が見えます。 
 ■電車を利用
・JR太地駅から太地町営じゅんかんバスが定期的に運行されています。
じゅんかんバス時刻表>>★★
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