プロデュースしたおにぎりをほおばる石川=東京都文京区の椿山荘で
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秋田県出身のヤクルト石川雅規投手(30)が地元開催の国体選手に元気を贈る! 2月に行われるあきた鹿角(かづの)冬季国体のPRイベントが9日、東京都文京区の椿山荘であり、昨秋、秋田県スポーツ大使に任命された石川が、佐竹敬久・県知事と「スポーツで秋田を元気に!」のテーマでトークショーを行い、郷里を激励した。
石川は、自身がプロデュースした、おにぎりを国体の宿舎で選手に提供する。秋田県産食材だけでつくったボール型おにぎりを「鹿角の元気球!」と命名。「ホントにおいしいので、これを食べて県民を元気づける活躍をしてほしい」とエールを送った。
また、石川が秋田商3年だった97年を最後に、夏の甲子園で13年連続初戦敗退中の秋田県の球児にもエール。昨季開幕から約2カ月勝てなかったが、7月以降11連勝した経験をもとに「僕自身“これより下はない。ここからどれだけ上に行けるか楽しもう”と発想の転換で盛り返した。球児たちも思いっきりやってほしい」と激励した。 (竹村和佳子)
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