初代タイガーがライガーとの一騎打ちを要求＝レジェンドプロレス

　レジェンド・ザ・プロレスリング旗揚げ戦となる１０日の東京・後楽園ホール大会では、立ち見までギッシリの超満員札止めとなる２０５４人を動員。藤波辰爾、長州力、初代タイガーマスクという昭和のプロレス黄金時代を代表する３選手が中心となり、プロレス復興という夢に向けて客席に熱気を巻き起こした。

　セミファイナルでは初代タイガーマスク、ＡＫＩＲＡ組が獣神サンダー・ライガー、ウルティモ・ドラゴン組と対戦。大ベテランの域に入ってもなお精力的な活動を続ける４人が激しくぶつかり合った。
「試合を盛り上げて、メーンにいい形でつなげたい」と意気込みを語っていたタイガーは、序盤からロー＆ハイキックでライガーにたたみかけ、ローンバトルを耐えたＡＫＩＲＡからいい形でバトンを受け継ぐが、８分過ぎ、ライガーにローキックを連発していた際にそのダメージで自らも足を負傷。ドクターの応急処置を受けている間、ＡＫＩＲＡが１対２の状況を何とかしのぎ切ると、タイガーがドクターの制止を振り切ってリングへ飛び出すも、２人がかりで足を攻められてダウン。直後にウルティモのアサイＤＤＴを食らい、３カウントを許してしまった。
　試合後、セコンドの肩を借り、足を引きずりながらバックステージへ戻ったタイガーは「ライガーに仕返ししないと気がすまない」と、その場でリアルジャパンの平井代表に一騎打ちを組むように要求した。

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