今秋、30年目を迎える「笑っていいとも!」の顔が、テレビ界の巨匠との秘話を明かした。
同局系「スーパーニュース」にコメントを寄せたタモリ(65)は「横澤さんは初代『いいとも!』のプロデューサーで、それまで夜の番組しか出せないと言われていた私を、いきなり昼の真ん中に起用しました」と“生みの親”に感謝した。
75年にデビューしたタモリは、深夜番組で披露したイグアナの形態模写でブレーク。80年代始めに人気を博した昼の帯番組「笑ってる場合ですよ!」のプロデューサーだった横澤さんが、後番組の「いいとも!」を任された際、サングラスにもみあげのタモリを大胆に昼の顔に抜てきした。
タモリは「私自身は昼も夜も意識したことはありませんでしたが、私で大丈夫なのかと聞いたことがありました。その時の答えは『番組はもちろん、ライブまでリサーチした結果いけると確信しました』とのことでした。『いいとも!』は今秋30年目を迎えます。大変お世話になりました」と恩人亡き後も続く番組の継続へ、決意を新たにした。