最終更新: 2011/01/11 00:59

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中国、ステルス戦闘機の試作器開発に成功か 大連では空母建造と中国は着々と軍拡の動き

中国がレーダーに探知されにくい最新鋭のステルス戦闘機の試作機の開発に成功したという。
中国の軍事動向にくわしい民間軍事シンクタンク「漢和情報センター」の平可夫代表は「(写真は)間違いないです。確認しました。(きのう)滑走テスト2回目成功」と語った。
6日朝、中国国営放送は、インターネット上に出回っているステルス機とされる写真を紹介した。
中国国営放送は「写真によれば、この戦闘機は現在検査を受けていて、テスト滑走を続けている」と伝えた。
軍事評論家の岡部 いさく氏は「確かに見た目はステルス機らしい形をしています。今、地上で滑走テストをやっています。ほかにもいろいろ、地上でテストしたり確認しなければならないことがありますから、それが済んでからいよいよ初飛行になる。これをたたき台にして、実用的なステルス戦闘機を完成させていく」と語った。
もし、ステルス機「殲20」が完成した場合の日本の脅威について、東シナ海をめぐる問題にくわしい東海大学・山田吉彦教授は「尖閣諸島どころではなく、沖縄も危ない状況になってしまう。漁業監視、あるいは海洋調査ということを全面に出していますが、その後ろには常に軍が控えている。中国の狙いは、あくまでも東シナ海全域の制海権を握ること。圧倒的に東シナ海上での行動範囲が広くなる」と語った。
さらにFNNは、中国・大連で建造中の空母の写真を独自入手した。
中国の公安関係者によると、早ければ2011年か2012年にはテスト航海に出るとみられている。
中国は着々と軍事拡大の動きを見せている。
岡部氏は「中国がステルス戦闘機を実戦配備すると、そのころには、航空自衛隊のF-15は老朽化して、対応しきれなくなっているんじゃないでしょうか。(日本は)次の戦闘機を考えるにしても、中国のこういう戦闘機を相手にすることを考えなくてはいけない」と語った。

(01/06 19:54)


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