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【激突 2011】「小沢切り」焦点 内閣改造・党人事本格化 鉢呂国対委員長交代の方針 (1/2ページ)

2011.1.8 01:30
このニュースのトピックス菅内閣

 菅直人首相(民主党代表)は7日、閣僚・党役員人事の調整を本格化させ、鉢呂吉雄国対委員長を交代させる一方、玄葉光一郎国家戦略担当相(民主党政調会長)を留任させる方針を固めた。最大の焦点は、小沢一郎元代表の影響力を排除する「小沢切り」人事を貫徹できるかどうか。これに対して、小沢氏は同日、鳩山由紀夫前首相や輿石東(こしいし・あずま)参院議員会長ら菅首相と距離を置くベテランと会談し、存在感をアピール。昨年末から続く党内抗争は激しいポスト争奪戦に発展する可能性がある。(斉藤太郎)

 「万が一、官房長官をやってくれと言われても、絶対に断ります」

 交代が有力視される仙谷由人官房長官の後任に一時、名前が挙がっていた玄葉氏は昨年末、首相側近にこう伝えた。周囲にも「いずれ外相や官房長官をやりたいが、今ではない」と語り、「もし、官房長官を引き受けたら?」と問われると、「切腹する」と言い切ったという。

 「切腹」はモノのたとえだろうが、低支持率下の政権の屋台骨を支える官房長官就任を尻込みする議員が多いのも事実だ。加えて、首相周辺は「使える人材はそんなに党内にいない」と人材不足を嘆く。

 官房長官候補には、北沢俊美防衛相や江田五月前参院議長も浮上している。しかし、北沢氏は「輿石氏と関係が悪く、参院民主党をまとめられない」(党中堅)。江田氏では、立法府の長まで務めた人物が行政府の中枢ポストにつくことへの抵抗感が残る。

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