政府策定、税と社会保障で活用、来年6月に共通番号制度の大綱

 政府は3日、国民一人一人に番号を付与し、所得を把握しやすくする共通番号制度の実務検討会を開き、税と社会保障に活用する米国型から始める方針を決めた。番号制度に関する詳細な制度設計を詰めた上で来年6月に大綱を策定、秋以降の法案提出を目指す。法案成立から2年後に導入したい考えだ。共通番号の利用範囲は、「(最も範囲の広い)スウェーデン型を視野に入れつつ、まずは米国型から開始」するとした。


(情報提供:共同通信社)

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