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【激突2011】仙谷氏も「一兵卒」覚悟? 「頑張っても罷免」“降板”発言連発 (1/2ページ)

2011.1.10 22:29
仙谷由人官房長官仙谷由人官房長官

 内閣改造で交代が不可避となった仙谷由人官房長官。菅直人政権にあって「脱小沢」路線を主導してきた立役者とも言えるが、その小沢一郎元代表が国会招致問題で窮地に陥ると同時に、閣内を去るということになるとすれば、なんとも皮肉な話だ。

 10日、BS11の番組収録に臨んだ仙谷氏は、“降板”を悟ったかのような発言を連発した。

 「官房長官として忙殺され、身を削られる毎日から解放されるとすれば、これまた喜ぶべきことだとの思いが、個人的にはある」

 「要職であろうと、一兵卒であろうと、(首相が)がんばっていただきたいということだったらやる。私は(たとえ)一議員としても、やりたいことはまだまだある」

 「一兵卒」と言えば、小沢氏が9月の党代表選で菅直人首相に敗れて以降、好んで使う自称だ。代表選を思い起こせば、小沢氏との激突回避に一時は傾いた首相を説き伏せて、雌雄を決するように背中を押したのが仙谷氏だった。

 小沢氏を「一兵卒」の立場に追いやった仙谷氏も、「一兵卒」として出直す覚悟なのか。それとも単なる照れ隠しなのか。

 ただ関係者によると、仙谷氏は親しい議員に対し、自らの後任に言及。枝野幸男幹事長代理、玄葉光一郎国家戦略担当相(党政調会長)、岡田克也幹事長の3人を「有力候補」として挙げているという。

 今回の改造にあたっては、仙谷氏を擁護する声も少なからずあった。交代の理由に挙げられる「仙谷氏が閣内に残れば、通常国会が開けない」という野党側の主張に対し、「仙谷氏が交代しても、野党が審議に応じる保証はない」という反論がなされた。

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仙谷由人官房長官

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