強まる「iPad包囲網」タブレット型続々100種類以上

2011.01.07


パナソニックが発表した多機能端末「ビエラ・タブレット」=米ラスベガス(三塚聖平撮影)【拡大】

 世界最大の家電見本市「コンシューマー・エレクトロニクス・ショー(CES)」が6日(日本時間7日未明)、米ネバダ州ラスベガスで開幕した。日本を含めた各国のメーカーが「タブレット型」と呼ばれる多機能端末を出展。先行する米アップル社のiPad(アイパッド)への対抗心を鮮明にしている。

 パナソニックは見本市に、映画や電子書籍などを楽しめる小型のタブレット型多機能端末「ビエラ・タブレット」の試作機を出展している。タッチパネル式の画面は4、7、10型の3タイプを用意。基本ソフト(OS)は米グーグル社のアンドロイドを搭載、無線通信でインターネットに接続し、電子書籍端末としての機能も備えている。

 国内勢では、東芝がOSに米グーグルのアンドロイドと米マイクロソフト社のウィンドウズをそれぞれ搭載した端末を投入。日本では年内に販売する。

 NECは7型の画面が2つある端末を発表しており、富士通はカメラ付きの端末を今春から世界で展開する。ソニーも開発中で、シャープは多機能端末「ガラパゴス」を年内に米国へ投入する予定となっており、iPad包囲網は着々と整いつつある。

 タブレット型端末は、ローマ時代の携帯書字板(タブレット)からきている。画面の大きさは携帯電話とノートパソコンの中間程度。米アップルが昨年発売したiPadは世界で推計800万台を販売するヒット商品となり、ライバル各社はアップルの独走を阻止しようと開発を続けてきた。今回のショーでは「100種類以上が出そろう」(米家電協会)という。

 

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