世界最大の「家電ショー」、米・ラスベガスで開幕 各社がタブレット型端末を発表
世界最大の「家電ショー」が、アメリカ・ラスベガスで開幕した。「タブレット型」と呼ばれる多機能端末では、独走しているアップルの「iPad」に続けと、各社が追撃に懸命となっている。
ラスベガスで6日に開幕した家電ショー「2011 International CES(国際家電見本市)」には、世界130カ国以上から、およそ2,500社が参加している。
すでに、およそ1,000万台以上を販売したとされ、タブレット型と呼ばれる多機能端末では独走状態のアップルの「iPad」に少しでも追いつこうと、パナソニック、シャープ、東芝など日本のメーカーは、相次いでタブレット型端末を発表している。
例えばパナソニックは、テレビユーザーが使いやすい機能を搭載した端末を披露した。
北米パナソニックの北島嗣郎社長は「タブレットで勝負ということよりも、お客さんがいかにIPTVを楽しめるかという点で勝負をかけていこうと」と話した。
一方、マイクロソフトは、独自の機能を盛り込んだ端末を発表した。
マイクロソフトが今回発表したタブレットは、キーボードの面もスクリーンになっていて、10本の指を置くと、キーボードが現れる仕組み。
マイクロソフト担当者は「ウィンドウズ端末の可能性を広げる製品だ」と話した。
家電ショーは9日まで開かれ、期間中は12万人もの業界関係者が訪れる見込み。
(01/07 13:09)