【ゲームコラム】 世界中で愛され、そして楽しまれているオンラインゲーム。オフラインゲームでは体験できない非常に面白いゲームが多くあり、古くは『ディアブロ』から現在は『ファイナルファンタジーXIV』まで、数多くのオンラインゲームが存在している。しかし、なにかと批判をされるのもオンラインゲームだ。

特に日本ではスクウェア・エニックスのオンラインゲーム『ファイナルファンタジーXI』(以下、FF11)が槍玉に挙げられ、廃人になるだの、ニートを増やすだの、引きこもり専用ゲームだの、人生をダメにするかのような批判をされ、攻撃の的にされている事が多い。

だがハッキリ言おう。そんな批判をしているヤツラに耳を傾ける必要はゼロ! 無視していい! ノーモア! お前らの言葉ノーモア! 極端な話、そういう事を言っているヤツラは「面白いものを作るな」とゲームメーカーに言っているも同然! さぞかし、レストランで「クソまずい飯」を食べたくて仕方がないヤツラなんだな! 美味いもん作っちゃいけないんだからそうだよな?

1日中遊んでいたいくらいハマるゲームがあるとしよう。では、どうしてそのゲームを1日中やっていたいと思うのか? そんな質問の答えは簡単で、「面白いゲーム」だから1日中やっていたいと思うのだ。では『FF11』にハマるのはなぜか? 面白いからに決まってるだろ! ゲーム自体が面白い! ゲームの中の仲間とのコミュニケーションが面白い! 「とりあえず惰性でやっている」という人もいるだろうが、面白みや魅力がない限り、惰性だってやろうとは思わない。とにかく人それぞれの面白味が『FF11』にはあるのだろう。

つまりだ。『FF11』などのオンラインゲームが廃人を作るだの、人生をダメにするだの言っているヤツラは「面白いゲームを作るな」と言っている訳で、それをレストランでたとえると「僕にはこの料理は美味しすぎるから、もっと不味くしてくれないか?」とシェフに言っているようなものなのである! とんでもない見当違いな考えだ! スライム1匹ほどのHPしかないヤツラにギガディンを食らわしてやりたい心境である!

確かにゲームは子ども(未成年)が多くプレイしているし、成人のように一人前の考えができないから、ハマり続けて引きこもってしまうケースもあるかもしれない。でもそれって『FF11』のせいか? 教育のせいだろ! ダメなものをダメと言えない親の責任! 節操なく何時間も何日も何週間も何か月『FF11』に没頭しているのは、親の責任! 成人ならば自制がきかない自分の責任だ!

めちゃくちゃ美味しい料理を目の前に出されて、ヤミツキになってしまうのは当然のこと! しかし自制をきかせて丁度良い分量だけ食べる。それが普通だ。それが常識でありオトナの考え! 美味いからってどんどん食べて太ってしまったとしたら、いつしか病気になってしまう。それは自分の責任なんだよ! 沢山食べたら太る! 太りすぎたら病気になる! それは自分の責任! 毎日マクドナルドを食べて太ってしまったからってマクドナルド訴えないだろ(北米では訴えたヤツがいたが)。

なんでゲームメーカーやゲームだけが責められるのだ? 料理もゲームもなんら変わりない! 美味しいもの、面白いものを追求して作るのがメーカーとして当たり前の行為! 問題は消費者が節操のないプレイをするところにある。中毒性があるから危ないとか言ってるやつらもいるが、そんな事言ったら毎日中毒のように吉野家の牛丼食っている俺の友人Aはどうなるんだよ! あいつなんて吉野家にゾッコンで毎日2回以上牛丼食ってるぞ! でも吉野家責めるヤツはいない。「吉野家は美味しすぎるから規制したほうがいい」って何で言わないわけ? なんでゲームメーカーだけ? どう考えてもおかしいだろ。

『FF11』が悪いだとか、規制をしたほうがいいだとか、よくゲームの本質を知りもしない評論家やコメンテーターが言ってたりするが、そいうい人たちはこれからレストランに行ったら「美味しすぎるとヤバイんで、ちょっと不味く作ってください」って言うように。

Writer: IKA-X.