動物愛護団体ARK-ANGELS 代表ブログ「ずばり一言!」

多頭飼育崩壊



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新年早々、レスキュー依頼が入った。
1月3日の出来事だ。

現在、シェルターは満杯なため、即答はできない。
少しの猶予が欲しいと返答した。

仲間に相談した。
答えは、いつもと同じ。

みんなで何とかしよう。とOKの返事。
犬20頭くらいなら何とか出来る。
こちらは、レスキュー着手には即答だった。

1月6日
依頼主と交渉に入る。
1月8日
レスキュー当日、仲間が17名集合。車7台。
遠方からも駆けつけてくれた。
静岡班4名、大阪支部7名、滋賀6名。

現地で集合。
打ち合わせに入る。
私は、定刻の時間に一人で依頼主と交渉する。
全頭の所有権放棄同意書にサインをもらう。

表で待機している仲間にGOサインを出し、屋敷内に入る。
感染症の疑いが有る為、仲間はすべてゴム手袋、マスク、ビニール合羽、長くつ姿だ。

家屋内にいる犬たちを全頭、庭に出してもらった。
出てくる、出てくる・・・・。

糞尿塗れで悪臭の漂う犬たちが・・・。
数えてみると、26頭いた。
失明している子も数頭いた。
怯える子、怖くて咬んでくる子。

まだ、何処かに隠れている子がいないか、屋敷内を捜索する。
一人のスタッフが、階下で猫の鳴き声がする。と言う。

ドアを開けて覗いてみると・・・。
悪臭が漂う・・・。

な、なんと、15匹ほどの痩せこけた猫が、うじゃうじゃ・・・・。
餌も水もなく、床は糞尿でいっぱい。
絨毯の上にある糞を踏まなければ、歩けない。

どの子も、みんな痩せこけている。
骨と皮・・・。

すぐに給餌、給水をする。
全頭、集まって、水を飲む、餌を食べる。
衰弱して餌を食べれない猫もいる。

あまりの悪臭で、数分と、居れない。

部屋の中を捜索する。
部屋の中央に猫用炬燵が置いてある。

この中にもいるかもしれない。
持ち上げてみる。
居た。
座っている痩せたスフィンクスが2匹。
その横に寝ているチンチラが1匹。

いや、動かない・・・。
死んでるぞ。
腐ってる・・・。

悪臭の原因は、糞尿だけではなく、腐敗した臭いだったのだ。

毛布に包んで室外へ運び出した。

まだまだ、居るかもしれないと、家屋内を探す。
2階に上がり部屋を一部屋ずつ見て回る。
いたいた。
1階の部屋よりも多いぞ。
数を数えると、40匹は居ただろう。合計で55匹以上はいる。
6畳くらいの部屋の中は、猫の糞尿だらけ。
同じような悪臭が漂う・・・。
排泄物の処理はほとんど、していない。

押し入れの中、天袋の中、ベッドの上、そこいらじゅうに居た。
猫は逃げ回るので、中々、正確な数が判らない。
飼主に聞いても、何匹居るのかも知らない。

犬の保護に来て、この現状を目の当たりにして、みんな、呆れて茫然とした。
犬にも猫にも、餌も水も与えず、放置状態。
現場に入る前日、2頭の犬が餓死していた。
獣医師によると、胃の中には10日以上も前から残留物もなかった、と言う。
飼主は20日以上も餌を与えていなかった。と平然と話す・・・。

これは、いったい、何なのだ。
事情を聞いても、増えてしまった。とだけ。
何故、餌や水を与えなかったのか?
ただ、黙るだけ・・・。

動物たちの命を、どう思っているのだろう。
この人の神経は判らない・・・・。
動物虐待である事には間違いない。

保護に入ったスタッフやボランティアさんたちは、呆然としつつ自然と涙する。嗚咽する者もいる。
この子たちは、今まで、どうして生きてきたのだろうか。

今までのレスキューは金儲け主義の繁殖業者の破たんや劣悪環境での飼育破たん、崩壊がほとんどだが、
その目的ではなく、多数の犬猫を買い、コレクター同然で、手に入った後は、何の世話もしないのだ。
犬も猫も、血統書のある希少なペットばかりだ。
猫の事は良く知らないが、スタッフに聞けば、スフィンクス、メインクーン、ロシアンブルー、チンチラなどらしい。

レスキューはまだ途中だが、取りあえずは衰弱した犬猫を優先して保護をした。
今後、残っている子たちをどうするかが問題だ。

レスキューが完結するまで、場所の特定は控えます。
現場の状況や画像等は、ホームページにて公開します。

レスキュー当日、帰路の途中に待機してくれている動物病院へ寄り、保護した全頭にワクチン接種と診察を受ける。
シェルターにいる保護犬たちへの感染予防だ。
シェルターの待機班は隔離部屋とケージを用意している。
夜に到着し、1頭ずつケージに入れ、食餌と給水後、ストーブのある部屋でゆっくりと休ませた。

1日目、
保護犬たちの個体識別とケアを行い、シャンプーが出来る子からトリミングした。
雨天運動場で遊ばせて様子を見た。
糞をした子のチェック。案の定、回虫、サナダムシがいた。鞭虫に似たのも居た。殆どの子の糞から寄生虫が出た。
ケージに戻し、1頭ずつ、駆虫薬を投与した。

今日はレスキュー、2日目。
昨日に続き、ケアをする。シャンプーをするが、あまりの汚れに1度くらいのシャンプーでは悪臭や汚れは落ちない。
駆虫薬が効いたのか、糞の中から寄生虫の死骸が出てきた。
猫は耳ダニとヘルペス、猫風邪だ。腸内寄生虫が出ている。
衰弱した猫4匹のうち、1匹が危険な状態。

体内にいる寄生虫を駆除し、栄養を与える事で快復に向かうだろう。
気長に治療を行い、体調を整えていかなければならない。

衛生状態の悪い現場に残してきた猫たちが心配だ。


すべてを救うには、皆さまのご支援が必要となります。
お力をお貸しください。
お願いいたします。


統括が綴る「活動日誌」も併せてご覧ください。
http://teamangels.blog89.fc2.com/


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レスキュー基金

大阪支部に滞在しているワン達の紹介です。
「天使達の笑顔 in osaka」も併せてご覧ください。

皆様のお力をお貸し下さい。
私達は、最善を尽くします。
しかし・・・今後、初期検査・不妊手術・ワクチン接種・狂犬病予防注射・蓄犬登録・・等など、膨大な費用がかかって来ます。
レスキュー基金へのご協力を重ねてお願い致します。<(_ _)>

レスキュー基金へのご協力をお願い致します。
一口¥3000で、狂犬病予防注射が、できます。
二口¥6000で、ワクチン接種が出来ます。
五口¥15000で、オスの去勢手術が出来ます。
そして、フード購入もさせて頂いております。
レスキュー基金申込みパソコンより
レスキュー基金申込み携帯電話より

新年、明けましておめでとうございます。



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新年、明けましておめでとうございます。

2011年は、皆さまにとって素晴らしい1年となりますように。
そして、すべての動物たちにも安心して豊かに暮らせますように、お祈りいたします。

年末からお正月にかけて、多くの仲間が参加していただき、みんなに感謝です。
いつもは2人か3人だったのが、今回の初日は12人でした。
まずは雪かきから作業をしました。
プチ新年会もやりました。
楽しい元旦でした。


AngelsはNPO法人に生まれ変わり、人と動物とが安心して暮らせる世の中にするために、活動を継続いたします。
活動は志を同じくする方々の参加があってこそ、継続できます。
ボランティアに参加される人、物資や支援金により後方支援される方、すべての方々が協力して実践する事が動物愛護を前進させます。
一人ひとりの力は知れていますが、みんなが手を合わせれば出来ない事はありません。

今まで活動に参加されずに見守ってくださっていた方、初めての参加で心細い方、最初は誰でも躊躇するものです。
思い切って参加することにトライしてみてください。
仲間が待っています。

みんな、素晴らしい仲間たちです。
世の中が変わって見えてきます。
動物好きで心の優しい人たちばかりですよ。
光り輝くところには、そういう人たちが集まってくるのです。

私に仲間が贈ってくれた言葉を紹介します。

「あなたは永遠の炎から火をとったたいまつを掲げる人間のよう存在です。
雨が降り、雹がたたきつけて、風が吹き荒れるかもしれませんが、
このたいまつは、いちど火をつけたら
もう消すことはできません。
なぜなら、永遠に続く存在であるわたしの宇宙の炎がつけた火だからです。

このような光の場所はしっかりと守られています。
そこには遠方のさまざまな地域からたくさんの人たちが
引きつけられてきます。

光は光を引き寄せるのです。
この場所に引きつけられる人たちは、光の人間です。
光の子どもたちはあつまらなくてはなりません。
大きな歓喜がそこには、あるでしょう。
心と理性に安らぎとよろこびをみつけるからです。」


この場所には、心優しく命を大切にする人たちの集まる場所です。
邪な心を持つ人間は寄り付きません。
ここの空気が苦しくて来れないのです。
来たとしてもすぐに退散します。


今年も各地で辛い思いをしている動物たちを救います。
みんなで、協力して救いましょう。


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今年もあとわずか。



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今年の保護犬救済活動では、
今年は3月に宗像レスキュー32頭があり、9月には東大阪レスキュー84頭があった。
5月にはANGELSがNPO法人になった。
啓発活動では、
大学の付属中学校で講演会とパネル展を開催し、多くの子供たちに命の大切さを説いた。
そして譲渡会やバザー、パネル展も3回、開催した。
初めての慰霊祭も厳かに執り行った。

毎年、イベントを開催し多くの支援者さまやスタッフの皆さん、ボランティアさんの方々も参加してくださいます。
皆さまは動物愛護の事を真剣に考え、今の現実を変えようと努力をし、少しでも動物たちの安全を守り、私たちと同じ命を救うために頑張ってくれています。
犬や猫を飼う人たち全てが同じように考えて行動を起こしてくれれば、不幸な動物がなくなるのに・・・。と常々、考えます。
併せてペット業界が利益優先するような商売の在り方を再検討してて動物たちの安全を考えてくれれば、万全な体制が出来上がるのに・・・。とも思います。

国も人と動物とが共生できる世の中にしようと頑張っている。
三方良しの考え方は近江商人が実践した商法と聞きます。
今、その近江商人がいた滋賀県にシェルターを作って活動をしておりますが、
他の地域にも同じようなシェルターが出来れば、もっと多くの不幸な環境にいる子たちが救えるのにと、思案しています。
先日、夜に某県のブリーダーから救済依頼がありました。
100頭ほどの小型犬のレスキュー依頼でした。
内容は、どこも同じで赤字経営が続き賃借している家屋を退去しなければならず、飼養している犬たちの行き場がないので何とかしてほしい。でした。
貴方は今まで犬たちのお陰で生活をしてきて、犬たちに何をしてあげたのか?
今から最後に何をしてあげれるのか?
と問いましたが、答えは何もしてあげれない、私自身も住むところがない。との事。
身勝手なものです。
家主に再度、期間の延長などをお願いしたらどうか?
いや、それもしたが断られた。
生きている者たちがいるのに、それでも出ていけ。という事か?
今まで家賃を支払わずにいたから・・・。
今夜に出なくては・・・。

ここまでなるには相当の期間があったはず。
何故、ぎりぎりまでになってからの相談なのか。
事情を今さら聞いても問題解決には至らないから、後1週間ほど時間をください、そうすれば引き受ける手立てを考えよう。と返事をした。
今、シェルターや大阪支部には160頭近くの犬たちがいる。
新しく保護するには、感染症の有無や健康チェックをしなければ、今居る犬たちにもしもの感染がうつっては大変な事になる。
隔離期間と隔離場所の確保を用意する時間がいる。
1週間あれば犬の移動や人員の確保等、手配ができる。
そう返答したのだが、相手のブリーダーは、泣き言のみで、何一つ、協力しようとする心は感じれなかった。
それ以来、連絡は途絶えた。ホームページも閉鎖していた。
残された犬たちは、どうなったのだろうか。

会話の中では、売れるような犬は仲間のブリーダーが引き受けてくれる。とか言っていたから、使い物にならない犬や年老いた犬だけが残るのだろう。

他地域にシェルターがあれば、今回の急な依頼でも対応が出来たかも知れない。
そうかと思うと、
支援者の方から、土地建物等、支援するから当地に来て支部を開設してほしい、との相談もある。
当該地域で中心になってくれる方や仲間がいれば考えられるが、中々、そうもいかない。

動物愛護団体は、犬の引取屋ではない。
だが、不幸な環境にいる犬たちには、そのような事情等、知る由もない。

葛藤が生れる瞬間だった。

今、更にレスキュー依頼がきている。
100頭クラスのブリーダーだ。
経営者が年老いているので犬の面倒を看れなくなった。らしい。
昨夜も200頭近くのブリーダー崩壊の通報があった。
たった2人で犬の世話をしているが、手が回らず経営維持が困難・・・らしい。
劣悪環境だという。

あちこちで起きてきているペットブームの裏の現実だ。

あと少しで今年も終わる。
犬猫の保護活動をしていると、年末も年明けも関係ない。
12月31日も1月1日もただ、1日が過ぎるだけ。
いつもと同じ作業をし一日を過ごす。
365日、毎日、同じ作業をこなす。

動物保護活動を継続するという覚悟は、自分のプライベートの時間がなくなるという代償を払わなければ出来ない活動なのです。
生きている犬たちには、休みなんてありませんからね。
毎日、生きているのです。
生きている動物のお世話をする事を生き甲斐にしなければ、出来ません。
そして一般のご家庭で家族として迎え入れられるお手伝いをすること。
家庭で幸せに暮らしているご報告を聞く事。

これが、失った自分のプライベートに対する、対価です。
大きい対価を頂いています。
何物にも変えれない対価。

そんなこんなで、これからも頑張ります。
来年もよろしく、です。

年末やお正月、シェルターで待ってます。
仲間たちみんな、シェルターでお正月をしようぜ。!!



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大阪府庁の回答



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告発の要件
 告発の要件は、一般的には「犯罪があると思料するとき」であるが、官吏又は公吏(公務員)が「職務を行うことにより犯罪があると思料するとき」は、告発は法的義務とされる。(刑事訴訟法第239条第2項)
 しかしながら、当該公務員の職務上正当と考えられる程度の裁量まで禁止する趣旨ではないと解されている。

公務員は職務上の犯罪があると思料されるときは告発をしなければならない。のです。
これをしなかったからと言って、罰則規定はありませんが義務違反であることは間違いないようです。
また告発をするまでの判断基準は様々の意見が分かれるところですが、違反行為の軽重等の悪質性等の判断は勝手にすることはできません。

服務規程の宣誓でもあるように
「私は、地方自治の本旨を体するとともに公務を民主的且つ能率的に運営すべき責務を深く自覚し、全体の奉仕者として誠実且つ公正に職務を遂行することを固く誓います。」
と、初心を忘れず正義感に燃えていれば断固、行えるべきです。

だが、
本日、12月3日、大阪府庁N氏より電話にて報告がありました。
畜産課動物愛護グループは、動物取扱業者に対して、劣悪環境に対して適切な指導を行ったので、今回、職員の処分等は行わない。との報告でした。

業者が取扱業法に基づき申請をし登録が許可されたわけだが、
登録時点、犬20頭、猫5匹だった。
4年後、犬220頭、猫15匹に増加していた。しかも施設の広さは4年前と同じである。

小さなケージに7〜8頭も入れられた過密飼育状態であるにも拘らず、適正飼育だったというのだ。

今年の夏は猛暑だったが、外気温と同じくらいの室温で、クーラーなどの冷房設備がない施設だったが、
行政の指導により扇風機とウィンドウファンを設置したので、指導改善を行った。との判断で有る。
それで施設が改善されて、室内に居る犬猫が快適に過ごせていたら、改善されたと言っても良い。
が、だ。
私たちが室内に入った時は、外気温と同じ暑さであったし、扇風機1台や家庭用ウィンドウファン程度で涼しくなるとでも思っているのか。

N氏は言った。
「犯罪があると思料するとき」、全ての職員が告発を行う等、出来ない。と、
「世の中でタクシーがスピード違反で走っていたら、監督責任者のタクシー会社が処分しますか?これと同じです。」
と、こう来たね。

呆れた私は、
タクシーがスピード違反を知りつつ違反したら、交通事故の確率は上がるし危険極まりないから、タクシー会社はドライバーを処分するでしょう。
違反を犯しても罪の意識が薄いのか無いのか、
大阪府庁は、これと同じ問題だと言うのだ。

過密飼育や動物虐待といえる飼育方法を知りながら、適切な指導を行わなかった為に、亡くなった犬がいたのに、行政は適切な指導をしていたと。
「現在、動愛法の動物虐待で告発をしているが、起訴されて有罪となれば、それでも行政は畜産課の職員を処分しないのか。」
と、問いかけると、
大阪府庁「業者が悪いから告発をされたのだから、行政としては職員を懲罰する必要はない。職員が有罪にでもなれば、懲罰の対象にはなる。」と言う。

あほか、そんな事、あたりまえじゃ。

最後は
「もう、いいですか。処分しないと言う事が結論なので。」と電話を切った。

まじかよ。
これが大阪府庁の考え方だという。
まったくもって、恐れ入りました。

大阪府下の動物取扱業者さん
お気をつけられた方がよろしいかと。

今後、ANGELSは、大阪府下全域の動物取扱業者のチェックに入り、動物愛護法及び狂犬病予防法の違反がないかを監視して回ります。
監督官庁の大阪府畜産課動物愛護グループは、適切な指導を行うそうなので、犯罪があると思料されるとき、告発をしないそうですが、
ANGELSは、1点の違反事実が確認されたら、即日、告発を行います。
ブリーダーの親犬たちは全て、狂犬病予防注射を励行するようにして下さいよ。
でなければ、20万円以下の罰金が科せられます。

(参考)
行政統計データー(厚生労働省より)
全国(平成20年度)登録頭数(年度末現在)6,804,649頭 予防注射頭数 5,095,903 注射率 74.9%
ちなみに、
大阪府(平成20年度)登録頭数(年度末現在)356,559頭 予防注射頭数239,492頭 注射率 67.2%
全国平均値より7.7%下回っているのが判る。
で、117,067頭の予防注射を見逃している。

この117,067頭は、個人の飼い犬だけではない事は、ブリーダーさんご本人が一番よくご存じでしょう。
20万円の罰金かワクチン接種か、どちらが良いかはお分かりの事と思いますが、早めにされる事をお勧めいたします。
また、動愛法の虐待の考え方をもう一度、読み返し、該当しているかどうかもチェックをし、当てはまる箇所があれば施設の改善も行った方が得策です。
行政の指導は甘っちょろいが、ANGELSの告発は甘くない。
改善をするか廃業するかまで、執拗に調査します。
大阪府庁は登録を取消まではしないようだが、動愛法の虐待が立件されたら裁判で取消は可能です。

民間施設なので行政の立入りもできない、などとも言っていたが、
私が行政立入りの後に違反事実を確認しているが、
1.飼養施設等の構造や規模等に関する事項
• 個々の動物に適切な広さや空間の確保  ←広さや空間は確保できていなかった。
• 給水・給餌器具や遊具など必要な設備の配備 ←小さなケージに数頭の犬に1個の給水器、1個の給餌入れ。
2.飼養施設等の維持管理等に関する事項
• 1日1回以上の清掃の実施 ←アルバイト店員1人が1日1回の清掃。
• 動物の逸走防止       ←施設入口は壊れていて何時でも逸走出来た。3段積みのケージには扉が無く、落下する。いや、1頭が落下していた。
3.動物の管理方法等に関する事項
• 幼齢動物の販売等の制限
• 動物の状態の事前確認  ←大阪府庁の獣医師職員が診察したそうだが、多数の犬に咬まれた傷跡や爪が伸び過ぎて肉球にまで突き刺さっていた。
• 購入者に対する事前説明
• 適切な飼養または保管  ←あの劣悪施設が適切な飼養または保管状態であると大阪府庁は認めている。
• 広告の表示規制
• 関係法令に違反した取引の制限  ←ブリーダー自宅をバックヤードとして使用し繁殖をしていたが、自宅の届け出は出していなかったが、無届違法ではないそうだ。
4.全般的事項
• 標識や名札(識別票)の掲示  ←動物取扱業法では、管理者等の標識や名札の掲示が義務付けられている。が、掲示されてなかった。5万円の罰則規定があるがセーフらしい。
• 動物取扱責任者*の配置    ←アルバイト店員が1人だけで、専属の常勤職員や動物取扱責任者はいなかった。大阪府では時々でも出入りしていたら違法にはならないらしい。
* 動物取扱責任者とは
専属の常勤職員のうち、業務を適正に営むために必要な知識や技術に関し、一定の資格要件を満たした者です。

立入検査・罰則など
 必要に応じて都道府県等の動物愛護担当者が立入検査を行い、守るべき基準が守られていない場合や、動物の管理や施設が不適切と認められる場合などには、都道府県知事や政令市の長が改善の勧告や命令を行います。悪質な業者には、登録の取り消しや業務停止命令が行われることがあります。
 登録せずに営業した場合や改善命令や業務停止命令に従わなかった場合は、30万円以下の罰金に処せられます。また、登録内容の変更を届け出なかったり、虚偽の報告をした場合は、20万円以下の罰金に処せられます。
大阪府 環境農林水産部動物愛護畜産課
動物愛護グループ 540-8570 大阪市中央区大手前2-1-7
大阪赤十字会館7階 (06)6944-6968
(06)6949-1056


繁殖業を今からやろうと思う方は、是非、大阪府下で営業された方が得策だろう。
違反があっても犯罪が思料されようとも摘発はないし告発もされない。
狂犬病予防法の違反があっても管轄外と言う事で、見逃してくれるようだ。
一旦、登録さえすれば、犬猫が10倍に増えてもノーチェック。
よしんば、施設の改善を指導されても扇風機1台を置いておけば改善したと看做される。
過密飼育状態でも、改善します。犬の頭数を減らす努力をしています。と言い訳さえすれば大丈夫。
何を言われても、やります、努力してます。で罷り通ります。
甘っちょろい行政です。

大阪府知事 橋元徹は、期待外れでした。
この回答を知らなかった。では通らない。

行政が動かなければ民間が動く。民意が動かす!!



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愛犬との別れ



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愛犬との別れ

しばらくブログを更新していなかった。
いや、できなかった。

我が家の愛犬のゴールデンレトリーバー、ビッキーが他界しました。
保護したのが3歳くらいで、それから11年間、愛犬として過しました。
享年14歳。
おばあちゃんになってからは耳も聞こえなくなっていました。。
眼も白内障が薄っすらでしたね。

とても頭の良い子で、他の保護犬たちとも争いになることは一度もありませんでした。
若い頃は、大人しい子なので老人ホームへの慰問やホスピス病棟への慰問に出かけていました。
人気者のワンちゃんでした。

保護した当時、血液検査でフィラリア陽性と診断され、重度でした。
10年前ですから、ヒ素で成虫を駆除するという手法で行いましたが確率はかなり低いモノでしたが
何とかクリアしました。でも心臓の変形は残りましたね。

みんなに可愛がられて過してきました。
広島DPレスキューの時も3ヶ月間、広島へ連れていき、事務所や宿舎で過しました。

大阪から滋賀へ移り住んでからは、シェルター内で自由に散歩をしたり日向ぼっこをしたり、ゆったりと過ごしました。
事務所で仕事をしていても、いつも横に居ました。
今は、ぽっかりと・・・・。

いつもいる子がいないのは、とても辛いものです。
ペットロスという言葉が、しみじみと伝わります。

朝の事務所に滞在するワンたちの食事当番は私がするのですが、
いつもは12個のフードボウルを用意して配膳します。
数日は1個、要らなくなったわけですが、いつも通りに12個、用意していました。

亡くなる10日前には寝たきりになって、酸素室を作り、そこへ入れて介護をしました。
統括さんが付きっきりでお世話をしていましたが、最後の4日間はお互いに交代で介護をしました。
適度に介護をさせてくれました。
徹夜の介護は亡くなる前の1日だけでした。

シェルターの朝一番の作業だけは、全員で行いますので、時々、事務所へ戻っては、まだ大丈夫かな、と様子を見に行きます。
2日前に統括さんがブログで最期を看取りたいので、ボランティアさんを募りました。
嬉しいことにお二人の方が初参加して頂き、最期を看取る事ができました。
本当に心から感謝です。

午前11時に統括さんが事務所に戻り12時ちょうどに息をひきとりました。
私も連絡を貰い事務所へ戻った時は、亡くなった瞬間でした。

訃報を聞いて駆けつけてくれたスタッフたちや仲間たち。
遠く静岡からも走ってくれました。
大阪から最終電車で駆けつけてくれました。
みんな、お花を片手に持って着てくれた。
ビッキーの祭壇にはたくさんの愛情のこもった花束。
シェルターで咲いたバラの花を彼女の周りに飾りました。

寂しいですが、保護してから11年間、本当に癒しと愛情をもらいました。
ワンとの生活がこれほどのものと知ったのは、ビッキーのお陰です。

保護犬のレスキューや劣悪環境の現実など、私自身は、当時は興味もなく対岸の火事状態でした。
それがいつしか、誰よりも、犬の現実に向けて関心を持ち、動物たちを守るために立ち上がる切っ掛けとなったのは、
このビッキーのお陰なのでした。

人生の残りのライフワークを動物愛護に転換させてくれました。
ビッキーに約束した事。
これからも、この先も、私を必要とする保護犬たちのために、諦めずに活動をする事。
眼の前で溺れる犬がいたら、救う事。

改めて誓いました。

安らかに眠れ。わが愛犬ビッキー。


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