ワゴン車転落 赤ちゃんが死亡
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ワゴン車転落 赤ちゃんが死亡

12月25日 20時53分 twitterでつぶやく(クリックするとNHKサイトを離れます)

福岡県太宰府市でワゴン車が乗用車と衝突して池に転落し、女子高校生らが死亡した事故で、意識不明の重体となっていた生後6か月の赤ちゃんが25日夜、死亡しました。この事故で亡くなった人は7人となりました。

24日午後11時40分ごろ、福岡県太宰府市向佐野の県道でワゴン車が乗用車と衝突して道路脇の池に転落しました。ワゴン車には定員を上回る9人が乗っており、このうち同じ高校の3年生の八女市の井手綾美さん(17)、久留米市の石原瞳さん(18)、筑後市の末吉泰子さん(18)と、いずれも八女市に住む農業手伝いの佐藤慎一郎さん(18)、アルバイトで山本翔さん(18)の5人が死亡しました。また、山本さんの息子で生後6か月の悠斗ちゃんが意識不明の重体となっていましたが、25日午後7時すぎに死亡しました。警察によりますと、25日夜は、友人どうしで、福岡市内にイルミネーションを見にいく途中だったということです。一方、乗用車を運転していた現場近くに住むアルバイトの秦智之さん(26)も事故からおよそ4時間後に池の中から見つかり、死亡が確認され、警察では救助のために池に入った可能性があるとみています。この事故で亡くなった人は7人となりました。現場は、片側2車線の道路で、警察は現場や車の状況などからワゴン車が歩道側の車線、乗用車が追い越し車線を並ぶような形で走っていて何らかの原因で衝突し、この弾みでワゴン車が池に転落した可能性が高いとみて事故の原因を調べています。