衝突で池に転落 6人死亡
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衝突で池に転落 6人死亡

12月25日 6時7分 twitterでつぶやく(クリックするとNHKサイトを離れます)

24日夜遅く、福岡県太宰府市で、ワゴン車が別の車と衝突して道路脇の池に転落し、警察によりますと、ワゴン車に乗っていた9人のうち5人が死亡し、子ども1人が意識不明の重体になっています。一方の車を運転していた26歳の男性も池の中から見つかって死亡が確認されました。

24日午後11時40分ごろ、福岡県太宰府市向佐野の県道で、ワゴン車が別の乗用車と衝突し、このはずみで道路脇のおよそ2メートル下の池に転落しました。警察や消防によりますと、ワゴン車には男女9人が乗っており、このうち3人が自力で脱出したあと、車は2時間近くあとに池から引き上げられました。車の中や池からは、男性2人と女性3人、それに生後6か月の子どものあわせて6人が見つかり、病院に運ばれましたが、5人の死亡が確認され、子どもが意識不明の重体になっているということです。また、午前4時すぎには一方の乗用車を運転していた現場近くに住む26歳の男性も池の中から見つかり、その後、死亡が確認されました。現場は太宰府市の中心部に近く、緩やかにカーブした片側2車線の道路で、ワゴン車が池に転落した場所のガードレールがおよそ10メートルにわたって壊れていました。警察によりますと、一方の車は、現場近くのガソリンスタンドに残されていたということで、警察が事故の原因や運転手の男性が池から見つかった経緯などを調べています。警察は、車の中から見つかった幼い子どもについて、当初、死亡が確認されたと発表していましたが、その後、意識不明と訂正しました。