インタビュー
――筒井さんは矢吹慎一という役をどのように捉えていらっしゃいますか?
木村さんが演じている貴志真奈美は辛い過去を抱えていますけれど、僕が演じる矢吹も過去の事件で辛い目にあっています。犯人を追いかけているときに、自分が銃を撃たなかったせいで、犯人の恋人が巻き込まれて撃たれてしまったんです。その事件以来、矢吹は罪の意識で銃を撃てなくなりました。今は、その点を踏まえて、少しずつ役を作っているところです。
――撮影の中で印象に残ったシーンがあれば、教えてください。
木村佳乃さんはもともと好きな女優さんですし、やっぱり貴志とのシーンは印象深いですね。矢吹と貴志が過去の話をすると、2人とも感情的になるんです。そういうシーンは単なる仕事の会話じゃないですから、演じていて楽しいなって思いますよ。そういうふうに感情が表れるセリフがないと、なかなかキャラクターが表現できないですからね。
――矢吹と貴志はコンビを組んで捜査に当たりますね。
でも、矢吹は貴志と対立することが多いんです。過去に彼女のミスで人が死んでしまったせいで、プロファイルに関してもあまり信用していません。それに、プロファイラーという職業柄、貴志は警察の内部のことも知っているし、矢吹に対しても自然とプロファイリングをしてくる。それもあって、反発する気持ちがあるんでしょうね。
――筒井さんご自身は、真奈美のような人物をどう思いますか?
個人的には、プロファイリングされるのはイヤですね(苦笑)だって、何を話していても、何を考えてるか読まれてるわけじゃないですか。「あのときの行動ってこういう意味よね」なんて言われたら、下手なことしゃべれなくなっちゃいますよ(笑)
――継続捜査班の刑事を演じた感想はいかがですか?
すごく重要な仕事だと思いますし、個人的にも意義を感じます。職業としてはすばらしい仕事だし、やってみたい仕事ではありますが、大変な仕事ですよね。特に今回のドラマでは連続殺人事件が多いので、演じていてもきついと思うときがあります。
――筒井さんのプライベートで、何か未解決事件があれば教えてください。
高校くらいのときかな、UFOのようなものを見たことがあるんです。ちょっと目をそらしてからもう一度見たら、もう見えなくて。「あっ、UFOだ!」と思ったんですよ。でも、けっこう昔の話だし、たぶん飛行機か何かだったんでしょうかね(苦笑)UFOだったら面白いなと思ってるんですけど、自分にとっては未解決ですね。
――最後に、ドラマのみどころをお願いします。
このドラマの背景には、法律が変わって時効が一部なくなったということがあります。ですから、実際の遺族の方々に失礼がないように演じるのが一番大事だと思っています。そんな中で、捜査班が事件に向き合う姿勢だったり、事件解決に向けて発揮する正義感だったりが、ドラマを見ている人に伝わればいいなと思いますね。