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　人気バラエティー番組「オレたちひょうきん族」や「ＴＨＥ　ＭＡＮＺＡＩ」、「笑っていいとも」などを手掛け、お笑いブームを生みだした元フジテレビの名物プロデューサー、横沢彪（たけし）さんが８日に肺炎のため、７３歳で亡くなっていたことが９日分かった。

　東大文学部を卒業し、１９６２年にフジテレビ入社。８０年代からはバラエティー畑で手腕を発揮し、ビートたけしや明石家さんまなど若手お笑いタレントを起用した「オレたち‐」では、アドリブの面白さを前面に打ち出した演出で茶の間を笑いに包んだ。

　９５年には吉本興業へと活躍の場を移し、０５年まで東京支社長や専務取締役を歴任。吉本タレントの東京進出を支えた。０７年に悪性リンパ腫を患い、闘病していることを告白していた。