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　歌手でタレントのつるの剛士（３５）が８日、自身初となる東京・日本武道館公演で全国ツアーを締めくくった。

　ライブでは、昨年１１月に肺がんのため亡くなった父・鶴野貞雄さん（享年５９）から高校１年生の時に贈られたトランペットも演奏。つるのにとって父は、自身にギターを教えてくれた音楽の先生だったが、ツアー中だったこともあり最期をみとることはできなかった。

　今日９日の父の四十九日を前に、思い出の楽器で“追悼”したつるのは「父ちゃんもどっかで見ていてくれたと思います」と感極まって号泣。「泣かないで」など２０曲を熱唱し、４人の子供たちと妻ら８千人を熱狂させた。