岡田氏 沖縄の負担軽減策検討
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岡田氏 沖縄の負担軽減策検討

1月9日 21時12分 twitterでつぶやく(クリックするとNHKサイトを離れます)

民主党の岡田幹事長は、沖縄県を訪れて県民との対話集会などに出席し、今後、党として基地負担の軽減策や地域振興策などを検討し、政府に提言していきたいという考えを示しました。

対話集会で、出席した県民からは、アメリカ軍普天間基地の移設問題に関連して、「民主党は政権を取ってから政策を転換してしまった」といった批判や、「基地を押し付けられている沖縄を、国はもっと支援すべきだ」といった意見が相次ぎました。これを受けて、岡田幹事長は「普天間基地の危険を除去するためには、残念ながら、名護市辺野古しかなかったのが現実だ。国は、沖縄との格差を埋めようと努力しているが、さらにどういったことができるか考えていきたい」と述べ、今後、党として基地負担の軽減策や地域振興策を検討し、政府に提言していきたいという考えを示しました。このあとに開かれた党の沖縄県連との会合では、県連側から、「辺野古への移設は不可能になったことを直視し、基地の再編に努めてほしい」とか、「TPP=環太平洋パートナーシップ協定の問題では、農業が影響を受けないようにしてもらいたい」といった要望が出され、岡田氏は「農業への支援もあわせて考えていきたい」と述べました。岡田氏の沖縄訪問は今の菅政権での幹事長就任後初めてです。