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いまだ身元特定できず

発見から1カ月
滋賀県警が作成した被害者の似顔絵
 滋賀県近江八幡市などの琵琶湖岸で5月中旬以降、男性の両脚や頭部、左足首が相次いで見つかった殺人、遺体遺棄事件は17日で1カ月を迎える。滋賀県警捜査本部(近江八幡署)は、行方不明者との照合や、似顔絵を公開して情報提供を募っているが、いまだに身元は特定できず、捜査は難航している。
 5月17日、近江八幡市湖岸で男性の両脚だけが見つかり、手掛かりが少なかったが、20日には東近江市で容ぼうなどの特徴が分かる頭部が発見された。男性は50−60歳で、身長170−180センチの小太り体形。左目尻に直径1・5センチの特徴的なこぶがあることが分かり、身元特定が前進するとみられた。ところが、捜査本部が行方不明者と照合作業をしても、有力な手掛かりは得られていない。
 捜査本部は、広く情報提供を呼び掛けている。連絡先はフリーダイヤル(0120)320027。
【2008年6月16日掲載】