初の武道館公演で熱唱する、つるの剛士=東京・九段下
タレントで歌手のつるの剛士が8日、自身初となる東京・日本武道館公演を行い、全国ツアーを締めくくった。ライブでは、昨年11月に肺がんのため亡くなった父・鶴野貞雄さん(享年59)から高校1年の時に贈られたトランペットも演奏。父は、ギターを教えてくれた音楽の先生だったが、ツアー中だったこともあり最期をみとることはできなかった。9日の父の四十九日を前に、思い出の楽器で“追悼”したつるのは「父ちゃんもどっかで見ていてくれたと思います」と感極まって号泣した。
(2011年1月9日)
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