中国人、意外に謙虚？　日本より優れる点、半数超が選択の項目ゼロ

　中国人を対象にするアンケートで、「中国が日本より優れている点」を複数回答方式で選んでもらったところ、最も選択した人が多かったのは「文化」だった。ただし43．1％どまり。学力にいたっては、わずか7．7％だった。サーチナとアエラが行った共同調査で、経済の急成長で自国に対する自信を強めているとされる中国人の間でも、「日本は格上の国」と認める考えが強いことが分かった。

　「中国の方が日本よりも優れている」との考えを示した人が少なかった分野には他に、「製品開発の技術力」、「国際的な認知度」、「情報公開」などがあった。

◆「現時点で、中国が日本より優れている点は、次のどれですか」との質問に対する回答状況は以下の通り。

・文化…43．1％

・軍事力…39．0％

・経済力…36．6％

・愛国心…35．4％

・外交力…34．0％

・製品開発の技術力…22．6％

・国際的な認知度…19．3％

・情報公開…15．9％

・学力…7．7％

・その他…1．1％

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　日本企業のイメージについての質問でも、「開発力・技術力」を選択した人は約3割程度と、多かった。一方で、「グローバルな視点がある」、「サービスがよい」、「給与が高い」などはいずれも1割程度かそれ以下。マイナスイメージの「親しみにくい」、「価格が高い」なども1割程度かそれ以下だった。（編集担当：如月隼人）