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20〜30代、「朝活」世代 仕事前、みんなで自分磨き(2/2ページ)

2011年1月8日19時15分

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写真:朝、カフェで新年の自分予報を語り合う「福岡ステキ女子委員会」の女性たち=福岡市博多区中洲5丁目朝、カフェで新年の自分予報を語り合う「福岡ステキ女子委員会」の女性たち=福岡市博多区中洲5丁目

写真:早朝から発声練習をする「天神朝キャンパス」の参加者ら=福岡市中央区天神1丁目早朝から発声練習をする「天神朝キャンパス」の参加者ら=福岡市中央区天神1丁目

図:  拡大  

 朝4時から予定欄がある「朝活手帳」を企画したコンサルタント池田千恵さん(36)は「危機意識があるから」と言う。20〜30代は社会人になってから不況続き。「会社は頼れない」と感じ始めた若者たちが組織外の人との交流を広めて、自分の能力を高める手段として朝活に注目していると分析する。(山下知子)

■数日前から早寝で準備を

 朝活の効果は専門家も認める。有吉祐睡眠クリニック(北九州市小倉北区)の有吉祐院長(50)は「個人差はあるが、睡眠後の脳はリフレッシュされ、多くは能率よく仕事ができるはずだ」とし、早起きのコツを示す。

 ただ、心配なのは睡眠不足。「睡眠を1時間増やしたら、頭の回転がよくなることもある。急に早起きをすると日中に反動がくる。朝活をするなら、2、3日前から徐々に早く寝て、準備してほしい」

 早起きの習慣をつけるには最低2週間かかるという。「三日坊主を脱却したと思っていても、大切なのは次の週です」とアドバイスする。

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