「Suzuka」でランダムに変わるFLASH待ち受けを作る
2009-11-23 17:27:35
テーマ:携帯電話
ちょっと前に自分用に作ったんですが、手順を自分用にメモ&紹介してみます。
やたら長々と細かく書いてみました。
意外と簡単に作れるんで、FLASH対応端末をお持ちの方は好きな画像で作ってみてください~。
【用意する物】
・Suzuka (これがないとはじまらない)
・待ち受けに使いたい画像 (多くて5枚くらいまで)
・SDカードやUSBケーブル (作ったデータを携帯に移動するのに使う)
「Suzuka」はFLASHデータをタイムラインベースで作成できるフリーソフトです。フリーソフトでFLASHといえば「PalaFla!」が有名どころですが、私にはちょっと取っつきにくくて…^^;
→SuzukaはこちらからDLしてください。
※別途Visual Basic 6.0のランタイムとかも必要なんですが、↑のDL先の指示に従えばOKッス。
【下準備】
まず待ち受けにする画像の下準備を。
今回私はいわずもがな某ブログから拾ってきた画像を使用したので、サイズはあまり考えなくて済んだわけですがなるべく、せめて横幅だけでもサイズは合わせた方がいいです。
今回私は使用する画像を全て『幅:240ピクセル』で揃えましたので、そんな感じに加工してください。高さは400前後がベストかと。自分の携帯の画面サイズを確認して合わせると良いと思います。
Windowsのペイントぐらいしか加工ソフトないよ…? という人は、IrfanViewとかGIMPとか、他にもリサイズ専用ソフトとか色々あるんで探してきて使ってください。詳しい事はグーグル先生に聞いてください。
ちなみに、私のbiblioは待ち受け等の画面サイズは480x854というビックサイズだったので、その半分くらいになるようにしました。最近の新しい携帯はこのくらいの画面サイズが多いんですが、FLASHデータだと拡大してくれる(はず)なので半分くらいでも大丈夫です。あまり大きすぎると逆に再生できなくなります。
下準備が終わったらいよいよSuzukaでの作業です。
【作成手順】
①Suzukaに用意した画像を登録する。
まず登録しないと何も始まりません。とりあえずソフトにこれから使う画像を読み込ませます。
画像の矢印で示したあたりに用意したデータをドラッグ&ドロップでえいやっと登録します。右クリックから「アイテムを追加」メニューでもOKです。
②ステージサイズなどを設定する。
つづいて、ファイルメニューから「プロジェクトのプロパティ」を選択します。
ここで「幅240/高さ427」と設定します。設定の値はお遣いの端末の画面サイズに合わせて適度に変更してください。
そしてSWFバージョンの項目を「SWF4」に設定します。←ここ大事。
③いよいよ作成。
まず、①で追加した画像をタイムライン上に配置していきます。
こんな感じで、紫色になったマスのすぐ右のマスをクリックして選択し、その後左のアイテム一覧(①で取り込んだ部分)から、任意の画像で右クリックします。するとメニューが出てくるので「レイヤーに追加」を選択します。
すると下のプレビュー画面で挿入した画像が見れるようになっていると思います。同じ要領で、さらにもう一つ右のマスを選択肢、レイヤーに追加していきます。
全部追加するとこんな感じになります。IDの順番とか気にする必要は全くないです。どうせ最終的にはランダム表示です。
この赤い部分を選択すると、それぞれの画像がプレビュー画面に表示されるので、任意の場所に移動します。初期状態では全て上に揃って配置されるので、中央よりに表示したいのならば中央ぐらいになるように手動で動かします。薄い灰色の枠内が表示される領域です。はみ出てしまうと表示されませんのでご注意を。拡大したりも出来るので、好きなように弄ります。
弄り終わったらいよいよランダムに表示できるように設定を行います。
背景レイヤーを選択した状態で、右クリックのメニューから「アクションレイヤーを挿入」を選択します。
追加したら、1フレーム目になっている事を確認して、ソフトの右下の方に「スクリプトの編集」というボタンがあると思うのでそれをクリックします。
スクリプトエディタが表示されるので、以下のスクリプトをコピーして貼り付けます。
ran=random(5)+3;
gotoAndPlay(ran);
もし表示する画像の数が3枚だった場合は、一行目が「random(3)+3」という表記に変わります。枚数が増減するばあいは括弧の中の数字を変えてください。
ここで一度プレビューしてみると分かるのですが、この状態ではただめまぐるしく画像が変わっていくだけのなんじゃこりゃー!なFLASHなので、ちゃんと画像が止まるようにします。
先ほどのアクションレイヤーの赤いマスの右隣のマスを選択し、右クリックメニューから「キーフレーム追加」を選択します。キーフレームを追加したら、画面右下の簡易モードにチェックを入れ、停止を選択します。
こんな感じに。
同様に4フレーム分(4マス分)キーフレームを追加して停止の命令を与えていきます。
最後に、アクションフレームレイヤーの1フレーム目を選択し、右クリック→「全体を右へシフト」を選択します。
何故かはわからないのですが、1フレーム目にアクションスクリプトがあると動かないみたいです。
で、最終的にはこうなります。
何度かプレビュー再生してみると、ランダムで画像が表示されてきちんと停止するはずです。
ここまで来たらあとはファイルメニューから「SWFファイル生成」を選択し、任意の名前を付けてデスクトップなどに保存してください。このとき「SWF4では、SWF圧縮できません」といったエラーポップアップが表示されますが気にしなくてOKです。
④完成!
これでFLASHデータの作成が終わりました。
あとは完成したデータを携帯電話に転送するだけです。メールに添付して無理だった場合はSDカード経由等でデータフォルダに保存し、待ち受けに設定しましょう。お疲れ様でした!
⑤最後に
完成したデータのファイルサイズによっては携帯電話で保存できなかったり再生できなかったりというケースがあります。
ちなみに今回私が作ったデータは132KBでした。最新のau携帯電話では150KBくらいまでなら再生するようですが、なるべくデータサイズは小さくなるように作った方が無難です(au公式には100KBまでという記載がありました)
また、作った待ち受けFLASHなんですけど、自分が撮った写真や、自分で書いたイラストなどの時は自由に配布などして構わないと思いますが、ネットから拾ってきた写真・画像等には肖像権・著作権などそういった大人のアレコレが関わってくるので自分の携帯のみでこっそり楽しんだ方がいいと思います。
長々と失礼しました!
やたら長々と細かく書いてみました。
意外と簡単に作れるんで、FLASH対応端末をお持ちの方は好きな画像で作ってみてください~。
【用意する物】
・Suzuka (これがないとはじまらない)
・待ち受けに使いたい画像 (多くて5枚くらいまで)
・SDカードやUSBケーブル (作ったデータを携帯に移動するのに使う)
「Suzuka」はFLASHデータをタイムラインベースで作成できるフリーソフトです。フリーソフトでFLASHといえば「PalaFla!」が有名どころですが、私にはちょっと取っつきにくくて…^^;
→SuzukaはこちらからDLしてください。
※別途Visual Basic 6.0のランタイムとかも必要なんですが、↑のDL先の指示に従えばOKッス。
【下準備】
まず待ち受けにする画像の下準備を。
今回私はいわずもがな某ブログから拾ってきた画像を使用したので、サイズはあまり考えなくて済んだわけですがなるべく、せめて横幅だけでもサイズは合わせた方がいいです。
今回私は使用する画像を全て『幅:240ピクセル』で揃えましたので、そんな感じに加工してください。高さは400前後がベストかと。自分の携帯の画面サイズを確認して合わせると良いと思います。
Windowsのペイントぐらいしか加工ソフトないよ…? という人は、IrfanViewとかGIMPとか、他にもリサイズ専用ソフトとか色々あるんで探してきて使ってください。詳しい事はグーグル先生に聞いてください。
ちなみに、私のbiblioは待ち受け等の画面サイズは480x854というビックサイズだったので、その半分くらいになるようにしました。最近の新しい携帯はこのくらいの画面サイズが多いんですが、FLASHデータだと拡大してくれる(はず)なので半分くらいでも大丈夫です。あまり大きすぎると逆に再生できなくなります。
下準備が終わったらいよいよSuzukaでの作業です。
【作成手順】
①Suzukaに用意した画像を登録する。
まず登録しないと何も始まりません。とりあえずソフトにこれから使う画像を読み込ませます。
画像の矢印で示したあたりに用意したデータをドラッグ&ドロップでえいやっと登録します。右クリックから「アイテムを追加」メニューでもOKです。
②ステージサイズなどを設定する。
つづいて、ファイルメニューから「プロジェクトのプロパティ」を選択します。
ここで「幅240/高さ427」と設定します。設定の値はお遣いの端末の画面サイズに合わせて適度に変更してください。
そしてSWFバージョンの項目を「SWF4」に設定します。←ここ大事。
③いよいよ作成。
まず、①で追加した画像をタイムライン上に配置していきます。
こんな感じで、紫色になったマスのすぐ右のマスをクリックして選択し、その後左のアイテム一覧(①で取り込んだ部分)から、任意の画像で右クリックします。するとメニューが出てくるので「レイヤーに追加」を選択します。
すると下のプレビュー画面で挿入した画像が見れるようになっていると思います。同じ要領で、さらにもう一つ右のマスを選択肢、レイヤーに追加していきます。
全部追加するとこんな感じになります。IDの順番とか気にする必要は全くないです。どうせ最終的にはランダム表示です。
この赤い部分を選択すると、それぞれの画像がプレビュー画面に表示されるので、任意の場所に移動します。初期状態では全て上に揃って配置されるので、中央よりに表示したいのならば中央ぐらいになるように手動で動かします。薄い灰色の枠内が表示される領域です。はみ出てしまうと表示されませんのでご注意を。拡大したりも出来るので、好きなように弄ります。
弄り終わったらいよいよランダムに表示できるように設定を行います。
背景レイヤーを選択した状態で、右クリックのメニューから「アクションレイヤーを挿入」を選択します。
追加したら、1フレーム目になっている事を確認して、ソフトの右下の方に「スクリプトの編集」というボタンがあると思うのでそれをクリックします。
スクリプトエディタが表示されるので、以下のスクリプトをコピーして貼り付けます。
ran=random(5)+3;
gotoAndPlay(ran);
もし表示する画像の数が3枚だった場合は、一行目が「random(3)+3」という表記に変わります。枚数が増減するばあいは括弧の中の数字を変えてください。
ここで一度プレビューしてみると分かるのですが、この状態ではただめまぐるしく画像が変わっていくだけのなんじゃこりゃー!なFLASHなので、ちゃんと画像が止まるようにします。
先ほどのアクションレイヤーの赤いマスの右隣のマスを選択し、右クリックメニューから「キーフレーム追加」を選択します。キーフレームを追加したら、画面右下の簡易モードにチェックを入れ、停止を選択します。
こんな感じに。
同様に4フレーム分(4マス分)キーフレームを追加して停止の命令を与えていきます。
最後に、アクションフレームレイヤーの1フレーム目を選択し、右クリック→「全体を右へシフト」を選択します。
何故かはわからないのですが、1フレーム目にアクションスクリプトがあると動かないみたいです。
で、最終的にはこうなります。
何度かプレビュー再生してみると、ランダムで画像が表示されてきちんと停止するはずです。
ここまで来たらあとはファイルメニューから「SWFファイル生成」を選択し、任意の名前を付けてデスクトップなどに保存してください。このとき「SWF4では、SWF圧縮できません」といったエラーポップアップが表示されますが気にしなくてOKです。
④完成!
これでFLASHデータの作成が終わりました。
あとは完成したデータを携帯電話に転送するだけです。メールに添付して無理だった場合はSDカード経由等でデータフォルダに保存し、待ち受けに設定しましょう。お疲れ様でした!
⑤最後に
完成したデータのファイルサイズによっては携帯電話で保存できなかったり再生できなかったりというケースがあります。
ちなみに今回私が作ったデータは132KBでした。最新のau携帯電話では150KBくらいまでなら再生するようですが、なるべくデータサイズは小さくなるように作った方が無難です(au公式には100KBまでという記載がありました)
また、作った待ち受けFLASHなんですけど、自分が撮った写真や、自分で書いたイラストなどの時は自由に配布などして構わないと思いますが、ネットから拾ってきた写真・画像等には肖像権・著作権などそういった大人のアレコレが関わってくるので自分の携帯のみでこっそり楽しんだ方がいいと思います。
長々と失礼しました!
1 ■ありがとうございます。
待受画像をInkscapeで作ってから、flashにしようと思い、flashなんてバカ高くで買えないsuzukaユーザーです。
suzukaでのflash動画はある程度作れるのですが、スクリプト関係は全く無知でして、googleで検索をかけたらココにヒットしたので参考にさせていただきました!
おかげさまで良い感じにできました^^
ありがとうございました!