福岡県太宰府市で昨年12月、ワゴン車が池に転落し計7人が死亡した事故で、福岡県警は4日、ワゴン車は対向車線を横切り進入してきた乗用車と衝突したとの目撃情報が寄せられたことを明らかにした。乗用車は対向車線側にあったガソリンスタンド付近から出てきたという。
乗用車は左前部、ワゴン車は右側面の損傷が激しいことなどから、乗用車がワゴン車の車線に進入しようとして衝突した可能性があるとみて、県警は生存者からも詳しく事情を聴くなど慎重に調べる。
県警によると、目撃したのはワゴン車の約80メートル後ろを走っていた車の女性=同県=で、県警は昨年12月29日に女性の立ち会いを得て実況見分を行った。