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  <意味>
  □1.電脳ゲームから刺激「゛」が抜けたもの
  □2.「個性」「アイデンティティ」「自分らしさ」などの、「こころ」の大切さを抽象的に教え込まれた世代
  □3.曖昧な「こころ」中心主義に毒された世代がそれぞれ自己中心的になった様
  □4.天皇遊戯ではない
  <注>
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2008-08-22

[]どうすりゃいいのさ障害者たちは?

どうすりゃいいのさ女子たちは? - みやきち日記

http://d.hatena.ne.jp/miyakichi/20080820/1219165456


名誉白人ならぬ「名誉健常者」

乙武洋匡活躍とともに、彼を誉め言葉のつもり(?)で「健常者」と形容する人をちらほら見かけるようになりました。ということは、障害者がガラス天井を突き破っても、そのまま素直に認められはしないわけ。なぜか「健常者」カテゴリに入れられてしまうわけ。

そういえば、別にスポーツに限らずビジネス界でも、やり手のビジネスマンになった障害者を「あの人は障害者じゃない」なんて形容するのはままあることですよね。白人がお気に入りの非白人を「名誉白人」と認定するかのごとく、優秀な障害者は「名誉健常者」に認定されてしまい、結局「ガラスの天井の上にいるのが『健常者』、下にいるのが『障害者』」という図式は飽きもせず維持されつづけるわけです。(つか、この図式をゆるがせないためにこそ『名誉健常者』システム採用されてるんでしょうけど)


▼どうすりゃいいのさ障害者たちは?

やりたいことのジャンルにもよるけれど、

やりたいことをあきらめて「大きくなったら作業所に入りたい」コース

頑張って道を切り開いて「名誉健常者」認定コース

二者択一状態というのはきっついわー。いや、心の底から作業所に入りたい人や、「健常者」と呼ばれたくて仕方がない人は別に問題ないと思うんだけど、そうじゃない人は困ると思うんですよね。おそらく流されて作業所行きになる人や、あきらめて「美しい家族介護」に甘んじる人が大半なのでしょうが(※根拠レスな印象論です)それでいいのか? つったら、よくないと思うし。


ほんとにもう、どうすりゃいいのさ、障害者たちは?


<関連>


「健常者」に好かれるための基本原則 - こころ世代のテンノーゲーム

http://d.hatena.ne.jp/umeten/20080813/p1


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