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【格闘技】

亀田大毅がWBA王座返上 パワーアップで2階級制覇だ

2011年1月7日 紙面から

減量から解放される大毅は早速、丸太かついでパワーアップに着手=東京都内で

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 亀田3兄弟の次男・亀田大毅=亀田=が22歳の誕生日となった6日、都内のジムで始動。減量苦のため、保持していたWBA世界フライ級王座を返上したことを明かした。階級を上げて2階級制覇を目指す。

 大毅は昨年12月26日、シルビア・オルティアーヌ(ルーマニア)に判定勝ちし、2度目の防衛に成功したばかり。しかし、12キロという極限の減量を敢行し、試合中に足がつるアクシデントにも見舞われた。

 「前日計量までの最後の1日がヤバかった。あと2キロがどうしても落ちんかった。室温50度の減量室にこもっても200グラムしか落ちんかった」と過酷な減量を振り返る大毅。父・史郎氏のアドバイスもあり、昨年末、ベルト返上の手続きをして、年明けに受理されたという。

 「ホンマは(王座を)手放したくなかった。前回いい試合ができていれば防衛戦も考えたけど、フライはベストの階級じゃない。自分のボクシングができん」と大毅。今後は1階級上のスーパーフライ級か、2階級上げてバンタム級かを試行錯誤して決める。これまでのように減量のための練習ではなく、強くなるための練習もできるようになる。封印していた筋トレも解禁するという。

 「今年はパワーアップできる。ムキムキは好きじゃないけど、ボクシングに役立つ筋肉を付けられる。また年末に大きな試合をしたいな」とキッパリ。ニュー大毅がKO量産となるか。 

  (竹下陽二)

 

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