「新日本」(4日、東京ドーム)
格の違いを見せつけた。ECW、WWEなどを席巻した“ハードコアレジェンド”ロブ・ヴァン・ダムが、新日本の“悪鬼”矢野通との凶器使用ありのハードコアマッチを制し、初登場のドーム大会で観客を沸かせた。
開始5分でリング上はイス、はしご、鉄製ゴミ箱、傘など凶器が散乱する無法地帯に‐。一時は矢野にローリングサンダーをかわされ、鬼殺しで追い込まれたが、イス攻撃をキックで切り返し、最後は必殺のファイブスターフロッグスプラッシュで圧殺した。
試合後は「矢野は良いレスラーだったが、経験値が違った。機会があればまたやってもいい」と、余裕の表情。矢野は「あいつに言っとけ!!やり返しにいく。もう1回ハードコアだ!!しつこいぞ、俺は。バカタレが!!」と、報復を予告した。