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永田、みのるとの壮絶殴り合い制す

 「新日本」(4日、東京ドーム)

 42歳同士の永田裕志が鈴木みのるとのエンドレスバトルを制した。

 永田が「かみ合わない、ズタズタの力ばっかり入った試合」と振り返った通り、打撃と関節技で壊し合いに終始。15分過ぎ、永田が岩石落とし2発のダメージでハイキックが当たらないほど足元がふらつく鈴木に、岩石落とし固めで引導を渡した。

 12・12名古屋大会で鈴木がケンカを売って決まった一騎打ち。唐突なようだが、高校時代にレスリング関東大会で初対決して以来、十代、二十代、三十代と戦ってきた2人には、不惑を過ぎようが、互いが存在する限り戦うのは自明なのだ。

 永田は「吐いたツバがどんな味かかみしめて、オレに投げ返してくるか」と、鈴木に伝言。鈴木も「オレは負けてねえ みのる」と相田みつを調の書き置きを残した。終戦の気配は、ない。

(2011年1月4日)

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