ボクシングのWBC世界Sバンタム級王者・西岡利晃(34)=帝拳=とWBC世界Sフェザー級王者・粟生隆寛(26)=帝拳=が、今年3月か4月にダブル世界戦を計画していることが4日、分かった。帝拳ジムの浜田剛史代表が明かしたもので、西岡と粟生はこの日、東京・神楽坂の帝拳ジムで始動した。
昨年、V5を達成し、自身初の年間MVPを受賞した西岡は、今年の目標を「挑戦」とし、「今年はさらなる高みを目指していく」と意気込みを語った。また初夢は、書き初めをしているもので、「右」の文字を書いていたという西岡は「右が重要ということでしょう。今年は右を磨きたい」と笑顔で話した。
一方の粟生は「今年は全勝でチャンピオンのまま年越ししたい。まずは初防衛したい」と話した。浜田代表は、条件が合えば今春の試合にWBC世界フェザー級王者・長谷川穂積(30)=真正=が加わり、トリプル世界戦となる可能性も示唆。ただ長谷川に関しての現状は白紙の状態で、西岡と粟生の対戦相手は今月中に発表される。