新日本の新IWGPヘビー級王者・棚橋弘至(34)の初防衛戦が2・20仙台サンプラザ大会で行われることが5日、都内で発表された。30日・後楽園ホール大会での挑戦者決定戦、真壁刀義(38)‐小島聡(40)の勝者が挑戦する。仙台での同王座戦は初。
棚橋は4日の東京ドーム大会で真壁が田中を場外の机めがけてパワーボムで投げつけ、ほえた瞬間「初めてほかのレスラーを見て『かっこいいな』と思った」と告白。「真壁の魅力にも興味があるし、リマッチ権を言いたい選手の気持ちもわかる」と、どちらの挑戦にも異存はないが、真壁と前王者・小島はそうはいかない。
会見では「決定戦は必要ない」(小島)「必要ねえのはおめえみてえな半端モン。オレンジ味のチャーシューにしてやらあ」(真壁)とののしり合い。今回、リマッチ権を行使した小島が自分は真壁のリマッチを拒否したことを「却下しましたっけ?」ととぼければ、真壁は「居残りたきゃそれだけのモン見せてみろ」と小島追放を宣言するなど、口だけは早くも本番に突入していた。