「ゼロワン」(3月6日、両国国技館)
10周年大会「プロレス」で、エース・大谷晋二郎(38)が帝王・高山善廣(44)と9年4カ月ぶりの一騎打ちを行うことが7日、決定。都内で会見した大谷は「旗揚げ戦に出ている相手とやるのに感慨深い気持ちはないが、やるべくしてやる相手」とスイッチを入れた。
01年3月の旗揚げ戦に出た現在の所属選手は大谷と長期欠場中の星川尚浩だけ。それだけに、旗揚げ戦に出場していた高山が1日・後楽園大会で参戦要求したことで「お前の相手はオレ」という気持ちが大谷の中で生まれたのは無理もない。
一騎打ちは01年10月25日の真撃以来で、大谷は裸絞めで敗れている。リベンジへ「必ず勝つ。高山選手は体格のスーパーヘビー級でも僕は心のスーパーヘビー級です」と、ゼロワンでの10年間をぶつけることを誓った。