元プロレスラーのアントニオ猪木(本名・猪木寛至)IGF会長(67)が6日に都内の病院に救急搬送され、胆石の除去手術を行っていたことが7日、分かった。猪木の入院・手術は、09年9月に腰ついすべり症による手術以来。猪木は早速、摘出された胆石をIGFの2億円ベルトに埋め込む仰天プランをブチ上げた。
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IGFによれば、猪木は6日午後、都内ホテルで吐き気と腹痛を訴え、従業員の呼んだ救急車で都内の病院に搬送されて入院。精密検査を受けた結果、胆石と診断された。猪木は7日に内視鏡による胆石の除去手術を受け、無事に終了したという。
手術を終えた猪木は、IGFを通じて仰天コメントを発表。「元気ですかー!!元気があれば何でもできる!元気があれば胆石もできる!」と、おなじみのセリフで入院騒動を笑い飛ばした。さらに「暴れまくった胆石との、時間無制限一本勝負の戦いに勝ってきました」と勝利宣言までしてみせた。
年末年始、猪木は日本一忙しい67歳だったと言っても過言ではない。12月3日に7年ぶりの猪木祭を開催。13日にDynamite!!の「大晦日10周年記念エグゼクティブプロデューサー」に就任し、プロモーション活動、前日会見、大会当日のパフォーマンスとフル回転した。
29日には年末恒例の炊き出しを行い、TBS「はなまるマーケット」や、テレビ朝日「志村&鶴瓶のあぶない交遊録13」などにテレビ出演。さらに、プロレス大賞授賞式に出席し、12月は7日間で21店に及ぶパチンコ店でのイベント出演など、休む間もなく動き続けた。入院は、多忙な年末年始を過ごした“燃える闘魂”への、天からの休養勧告だったのかもしれない。
2月5日にIGF九州初上陸となる「GENOME14」が福岡国際センターで開催され、2億円ベルトの初代王者決定トーナメントが開幕する。「この胆石を2億円ベルトの飾りにしようと思います」。術後、大事を取って病院で静養している猪木だが、ベッドの上でも話題作りに余念がなかった。
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