November 18, 2010
高校1年→15年後の俺ら。
テーマ:黄金体験磐城高校とは福島県にある僕の出身校。
当時(今でも?)、県内でも1.2位を争う進学校でした。
個人的にその学校に入ってどうしてもサッカーがしたかったので
中3になって本気で勉強して受かった念願の高校
一昔前だと地元では磐城高校の出身であれば大人になっても
いろいろな面で安泰だといわれてるくらい有名校で、
必死に入った俺からすればさぞかし頭も人間性もいろんな面で
レベルの高い人が集まってるんだろうなと、入学当初すこしばかり
期待と緊張の間を交差してました。
でも、入ってみると・・・
とんでもねー奴らばっかだった(笑)。
そんなとんでもねー奴らの中で特に仲がよかった
仲間と今日は久しぶりの再開DAY。
一人は入学式も始まってない事前のオリエンテーションで
いきなり先生にタメ口。
平二中でワルで有名な「MIDORIKAWA」というやつ。
彼である。
ちなみに今は2児の父。山梨県の甲府に住み
周りの人がひくぐらい家族愛な男である。
入学前のオリエンテーションでは各校からの合格者が
集まり入学式の流れや簡単な校則的なものを説明される。
彼(通称:ミドヤン)はその中でも一際異彩を放つ存在。
ガタイいいし、後頭部V字に刈り上げてるし、
こんなのどヤンキーか、アルペンのマスコットキャラしか
いねーと思ってた矢先、、、
担当の先生がやってきて、名簿を見て一言こういった。
「緑川、お前の席一個前だろ?」
どうやらミドヤンは席をひとつ間違えて座ってたらしい。
しかし彼が言った一言は・・・
「オレ最初っからここいたよっ」
・・・?
・・・・・・・?
オレ・・・サイショカラココイタヨ・・・
質問に対する回答になってない部分は置いといて
県トップクラスの進学校の初陣であるオリエンテーション
で、まさかいきなりタメ口全開スチューデンドに
会えるとは思わなかった・・・
これが後に語られる、「緑川K点越え事件」である。
ちなみにこの日の帰り、高校近くの本屋さんで
ミドヤンと遭遇したとき、オレと同中の友達は逃げた。
二人目は入学当初、後頭部に突き刺さる
切れ味良いガンを飛ばしてた、磐高のカミソリシューター
こと、関根トモヒロ。
右がトモヒロ。
とにかくコイツは学校にこない。
学校に向かっているという情報が入ったかと
思えば、朝ポケベルにこうメッセージが届く。
「トモヒロ君、君は旅人ではなく高校生だよ・・・?」
何度心のなかでこう叫んだかわからない。
ある時、学校でなんかのイベントがあったとき、
朝から学校をフケたトモヒロは、夕方に帰ってくると
パーマネントをかけて帰ってきた
もう、あきれるほど明らかに、である。
別人28号である
当然、先生は気づく(気づかないやつがいたら人間ではない)
「関根、何だその頭は?パーマかけてきたのか?」
当然先生はこう言った。
ごもっとももいいとこである。
で、この関根トモヒロというやつはこう言った。
「いえ、かけてません。」・・・と。
しかも真顔。
ハートが強いのか本物のアホだったのかは知らない。
そんな自由人の極みのような彼が今ではプロカメラマンとして
大きく活躍しているのだから人生はわからない・・・
三人目は、自他共に認める「チャンプロード」の信者、
松本ナルタカである。
右がナル
いわきという地区は田舎だが、そのいわきが
ガクブル(ガクガクブルブルの略)になるほどの
ど田舎で楢葉(ならは)という町(村?)がある。
ナルはそのど田舎から夢を見てやってきた青年だった。
1年生の時、俺とトモヒロ、ミドヤンは2組。
ナルは5組だった。
当時、恐らく同学年で俺が一番嫌いだったのが
実はこのナル。
彼は、授業の合間の休憩時間になると同じ5組の
下僕を引き連れて先頭切って廊下を歩く
目立ちたがり屋の野郎だった。
まさに俺と同じ。
しかもさらに超モテそうなイケメン(当時)
だったことだった。
イケメン(当時)であり、なんか偉そう。
イケメン(当時)であり、リーダー的なやつ。
1年の時はナルがなんか気になってしょうがなかった。
で、2年になってクラスが一緒になったとき
健康診断のときに初めて話す機会があったとき
俺は安心した。
そう・・・
彼はナマッていた。
いわきという田舎のさらに田舎出身の彼は、
いわき出身の俺が聞き取れないほど時にナマるのである。
ナマる
ナマル
ナルである。
ある日、ナルはこう言いました。
「アッポタッチャナイ!」
外国の言葉じゃあ、ありません。
シモネタではないのですが、ブログでは公開できない
訳です。
見た目は隙がないくらいかっこよく、そのギャップにある
ナマリと天然キャラに彼の魅力があるんだろうと
当時、冷静に分析してた。
・・・本当はもう一人最高なやつがいるが
仕事でこれなかったのでそれはまたの機会に。
彼らとは毎年年一回旅行をするのだが今年はいけてない。
トモヒロとは志事でからみがあるのでそうでもないが
二人とは1年以上ぶりだった。
30歳をこえ、家族を持ち、自分の人生だけでなく
自分が育った「いわき市」という街に対して強い愛情をもつ
彼らと話をしてとても心が癒された。
話す内容も大人になるに連れて成長したなと感じる部分、
変わっていない部分が交差することで感慨深い気持ちにもなる。
学生時代の親友たちとの場は子供に戻れる場所の一つ。
最高だ!
みんなに幸せになってほしい、そんでみんなと
いわきのために何かできることを創っていきたい。
尚也(もう一人の親友)不在でもこの笑顔
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