病院で「コンシェルジュ」導入 |

京都医療センター |
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独立行政法人の京都医療センターが、買い物などの用事を患者に代わって行う「コンシェルジュ」のサービスを関西で初めて導入しました。
京都市伏見区にある京都医療センターは、去年、総工費およそ15億円をかけ、病室などがある中央診療棟を全面改装しました。
3階のフロアにある個室30床は富裕層をターゲットにしていて、ホテルのような内装になっています。
その個室の利用者は買い物や銀行での手続きなどを患者の代わりに行う「コンシェルジュ」のサービスを受けることができます。
こうしたサービスを導入した病院は関西では初めてで、料金は1日2万円だということです。
コンシェルジュ付きの個室は今月11日から運用が始まります。
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2011/01/08 2:20:
更新) |
「教会に消火器」 起訴事実 認める |

無職・池田康政被告 |
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教会や保育園などに消火器を投げ込んだとされる無職の男の裁判が始まり、男は起訴内容を認めました。
建造物損壊などの罪に問われているのは大阪府豊能町の無職・池田康政被告(30)です。
起訴状によりますと、池田被告は去年4月、大阪市旭区の教会など3軒に消火器を投げ込んでドアや窓ガラスを壊したとされます。
7日の初公判で池田被告は起訴内容を認めました。
冒頭陳述で検察側は、池田被告と教会との関係について「7年前から教会に通っていたが、信頼していた牧師の渡米を機に、礼拝にも行かなくなった」と指摘。
動機については「身内や知人に不幸があった際、力になれず悔しさや苛立ちを感じて犯行に及んだ」と述べました。
教会などを狙った類似の事件は計72件起こっていて、検察は余罪についても追起訴する方針です。
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2011/01/08 2:17:
更新) |
大雪でビニールハウス47棟倒壊 |

兵庫県豊岡市 |
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近畿各地で大雪、思わぬ被害が相次ぎました。
年末から雪が降っている兵庫県北部ではビニールハウス47棟が雪の重さでつぶれました。
また、京都府ではあるものが大量に盗まれました。
7日朝、京都府福知山市では雪が10センチほど降り積もり、通勤の人たちも足元に気をつけながら会社に向かっていました。
午後5時現在の積雪は、兵庫県香美町の兎和野高原で100センチ、豊岡市で25センチ、滋賀県長浜市で40センチとなっています。
年末から断続的に雪が降り続いている兵庫県北部では、農家のビニールハウスが雪でつぶれる被害が相次いでいます。
豊岡市では大型のビニールハウスが降り積もった雪の重みで倒壊し、名物の出石そばに使うネギなどが押しつぶされました。
ハウス9棟が倒壊した農家は「初めてですわ、びっくりしました。今のところ(出荷の)めどが立たないですね」と話していました。
兵庫県の調査によると、倒壊したビニールハウスは47棟にのぼり、被害額は約3600万円になる見通しだということです。
一方、京都府南丹市にあるガソリンスタンドでは先月30日、従業員が出勤したところ、倉庫に積んであったタイヤが全てなくなっているのを見つけました。
盗まれたのは雪道用のスタッドレスタイヤ44本で、被害額は約40万円。
雪のシーズンに備えて、11月に購入したばかりでした。
犯人はシャッター倉庫の取っ手を壊し、そこから道具を入れて内側の鍵を開けたとみられます。
京都府内では先月29日から31日にかけて国道沿いのガソリンスタンド4か所で、雪道用タイヤなど計200本が盗まれていました。
いずれも同一グループの犯行とみられます。
被害にあった梅松石油の西川雄二さんは「こんな時期に許せない、できれば返してほしい」と話していました。
警察は転売目的で大型トラックなどを使って犯行に及んだものとみて、調べを進めています。
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2011/01/07 19:15
更新) |
和歌山・新宮市で火事 住宅全焼 |

けが人はなし |
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7日午後、和歌山県新宮市で住宅が全焼する火事がありました。
住民などにケガはありませんでした。
午後4時10分ごろ和歌山県新宮市下本町1丁目の住宅で火事がありました。
消防車10台が消火活動にあたり火は約1時間後に消し止められましたが隣りの家を含む2軒を全焼しました。
けが人はいないということです。
現場は住宅や商店が立ち並ぶ地域で一時騒然としました。
警察と消防は出火原因を調べることにしています。
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2011/01/07 19:15
更新) |
薬害イレッサ訴訟 裁判所が和解勧告 |

裁判所が国の責任に言及 |
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肺がん治療「イレッサ」の副作用で死亡した患者の遺族らが国などを訴えていた裁判で、大阪地方裁判所は7日、国の責任に言及し、和解を勧告しました。
9年前、世界に先駆けて承認され、「夢の新薬」と謳われた肺がん治療薬「イレッサ」。
劇的に効く患者がいる一方、副作用による肺炎で800人以上が死亡しました。
遺族ら15人は、国と販売会社を相手に損害賠償を求めていました。
そして、裁判所は7日、販売会社が当初、副作用の告知を十分にせず、国もこれを見過ごしていたとして「救済すべき責任がある」と指摘。
患者の苦しみなどを考えると、「和解による解決が望ましい」として和解を勧告しました。
原告の弁護団は「ようやく出たというのが率直なところ。承認時点から(副作用の)警告が不十分だったことを指摘したということは、かなり踏み込んだ判断をしたと評価したい」と裁判はすでに結審していて、国などが和解に応じなかった場合、裁判所は当初の予定通り2月25日に判決を言い渡すということです。
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2011/01/07 19:15
更新) |
珍しいヨロイ竜の化石 小学生が発見 |

「ヨロイ竜」の歯の化石 |
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兵庫県丹波市で「ヨロイ竜」という珍しい恐竜の歯の化石が見つかりました。
発見したのは小学生の男の子です。
丹波市で見つかったのは、白亜紀・1億1千万年前の恐竜の歯の化石です。
縦5.7ミリ、横3.7ミリと小さいですが手のひらのような形から「ヨロイ竜」という草食恐竜の歯であることがわかりました。
鎧竜の化石はこれまで国内3ヵ所でしか見つかっておらず、今回発見したのは発掘体験会に参加した小学3年生の田中翔己君でした。
田中君は、「石を15個ぐらい割っていたら何かがでてきたそれが鎧竜の歯だったのでびっくりした」と話していました。
この化石は10日まで兵庫県三田市の県立人と自然の博物館で一般公開されます。
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2011/01/07 19:15
更新) |
ジンベエザメ大君 静養のため里帰り |

8日の朝に高知へ |
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大阪の海遊館の人気者ジンベエザメの大君が体調不良のため、故郷の高知県に帰り、治療を受けることになりました。
ジンベエザメの大君は先月中旬から体調を崩し、普段は約12キロ食べるエサを、5キロほどしか食べなくなりました。
このため、以前飼育されていた高知県の海洋生物研究所に里帰りし、治療を受けることになりました。
海遊館ではあさ早くから長さ6メートルの巨大コンテナを水槽に沈め、10人がかりで大君を収容。
その後、クレーンを使って海遊館の外に運び出されました。
子どもたちは「可哀想」「戻ってきてほしい」と話していました。
海遊館館長は「体調を回復させることをメインに考えていきたい。ジンベエザメが普段と体調違う時はどういう時かをつかみたい」と話しました。
総額約1000万円をかけて行われる大君のお引越し、このあと、20時間かけて8日の朝、高知県の足摺港につくということです。
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2011/01/07 19:15
更新) |
住宅の汚水タンクから赤ちゃんの遺体 |

東大阪市上四条町 |
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6日朝、東大阪市で、住宅の庭の汚水タンクから生後間もない女の子の遺体が見つかりました。警察は何者かが棄てたとみて調べています。
午前8時前、東大阪市上四条町の住宅の庭で、汚水処理業者が汲み取り式トイレの汚水タンクのふたを開けたところ、赤ちゃんの遺体が見つかりました。遺体は女の子で、身長は約50センチ、へその緒がついた状態で目立った外傷はないということです。先月16日に、業者がこのタンクの汚水の回収作業をした際には異状はなかったということですが、タンクのふたに鍵はなく、庭は誰でも入ることができる状態でした。また、これまでの警察の調べによりますと、この家には最近妊娠した女性はいないということです。警察は、遺体を司法解剖して死因などを詳しく調べるとともに、何者かが棄てたとみて捜査しています。
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2011/01/07 15:10
更新) |
七草がゆを食べるつどい |

和歌山県新宮市 |
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和歌山県新宮市で一年間の無病息災を願う恒例の「七草がゆを食べるつどい」が行われました。
新宮市熊野川町に住むお年寄りのグループが地域に伝わる「七草の歌」を口ずさみながら朝積みされた「セリ、ナズナ、ゴギョウ」などの七草を刻みました。お年寄りたちは地域の風習を守り伝えようと20年以上前から毎年、七草がゆを作って楽しんでいます。最高齢86歳までのお年寄りがおいしそうに味わっていました。
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2011/01/07 15:11
更新) |
裏千家「初釜式」 |

今日庵「咄々斎」 |
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新年を祝う、裏千家の「初釜式」が京都で始まり、家元自らがお茶をたて、招待客をもてなしました。
京都市上京区の裏千家今日庵には、京セラの稲盛和夫名誉会長や京都府の山田啓二知事、門川大作京都市長らが訪れました。第一席では、第16代家元の千宗室さん自らがお点前を披露し、出席した表千家や武者小路千家の家元らに、一つ一つ、「濃茶」を練りました。また、今日庵の「咄々斎」の間には、細長く垂れる「結柳」が飾られていて、新年のお祝いの心を表しています。家元は、うさぎ年にちなんで、「跳ねるような気持ちで世の中が良くなってほしい」と今年の抱負を語りました。この初釜は1月13日まで開かれ、各界から約3000人が招待されます。
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2011/01/07 13:45
更新) |
24時間営業の牛丼店に強盗 7万円奪われる |

被害にあった牛丼店(大阪市淀川区) |
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7日朝早く、大阪市淀川区の24時間営業の牛丼店に刃物を持った男が押し入り、現金およそ7万円を奪って逃げました。警察は強盗事件として捜査しています。
午前4時半頃、淀川区塚本2丁目の「吉野家淀川通塚本店」に男が押し入り、店員2人にナイフのようなものを突きつけて「金を出せ。殺すぞ」などと脅しました。店員らがレジ2台から売上金などおよそ7万円を差し出すと男はそれを奪ったうえ店員らにトイレに入るよう脅して逃走しました。当時、店は営業中でしたが客はおらず、店員2人にもケガはありませんでした。逃げた男は身長165センチから170センチくらい、黒っぽい上着に白っぽいズボン、白の手袋を着用していたということです。警察は強盗事件として捜査し、防犯カメラの映像の解析を進めています。
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2011/01/07 12:14
更新) |
七草がゆ |
大阪の百貨店では7日、無病息災を願って食べる「七草がゆ」がふるまわれました。
大阪の阪神百貨店では、午前8時から七草がゆがふるまわれ、大勢の人が集まりました。七草がゆは、無病息災を願って1月7日に食べるもので、お正月のご馳走で疲れた胃腸をいたわり、栄養を補う効果もあると言われています。阪神百貨店では、24年前から毎年ふるまっていて、セリ・ナズナといった七草が入った温かいかゆが配られると、訪れた人たちは、「やさしい味がしておいしいです」「実家にいたときは毎年母が作ってくれてたので。昔はあんまりおいしくなかったけど、今食べてみるとすごくおいしく思えます」「この子が春から1年生になるので、けががないような1年に。家族もやっぱり健康が1番ですよね」などと話しながら、寒さを忘れて味と香りを楽しんでいました。7日は500食が用意され、1時間で全てなくなりました。
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2011/01/07 12:12
更新) |
大阪府警 年頭視閲式 |

視閲する舟本馨本部長 |
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大阪府警の「年頭視閲式」が行われ、1000人を超える警察官が治安を守る決意を新たにしました。
午前10時から行われた大阪府警の年頭視閲式には警察官およそ1100人が参加し、舟本馨本部長が装備を確認するとパトカーや白バイなどの車両65台とともに行進を行いました。年頭視閲式は警察官の士気を高め、日ごろの訓練の成果をアピールするために行われています。大阪府では去年1年間に発生したひったくりの認知件数が千葉県より52件少なく、34年間続いた全国最多の不名誉な記録がストップすることが確実になりました。一方、車上狙いなどの街頭犯罪の件数は依然として高い水準で本部長は「重要な治安課題は山積しているのでより一層の努力を期待する」と激励しました。
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2011/01/07 12:14
更新) |