2010年総括 5大ニュース 第2位
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『ふらんす亭 営業権取得!!』
丁度昨年の11月頃でした。
当時幡ヶ谷の事務所に元ワタミの常務で江村さんが来訪されました。
そこでの話は当時スターゼンの子会社でふらんす亭を経営している
フードデザイン社がふらんす亭事業の業績低迷で苦労されていると言う話でした。
そして当社に対してのご提案はふらんす亭の全店舗の経営を
当社に委託したいとの内容でした。
当時のふらんす亭は直営・FCあわせて80店舗強
グループ売上で40億ちょっとだったかと思います。
去年の今頃で当社の売上見込みは45億程でした。
つまり同じ規模の事業を引き受けろ。と言う提案だったのです。
非常に悩みましたが、このジャッジを誰にも相談せず一人で決断しました。
間違い無く社運をかけた決断でした。
その当時フードデザイン社は毎月2000万円以上の経常赤字を出している状態でした。
当社の状態は月500万円~1000万円の黒字が出ている状態ぐらいで
そのまま引き受けたら両方沈没してしまう状態です。
年が明けてから、基本合意書を取り交わし
2月の後半で発表をしてからあっと言うまでした。
そして今年4月1日よりふらんす亭の事業を全て引き受ける事になりました。
4月は開業月赤字を計上した為に赤字でした。
5月はふらんす亭事業全体でイーブンまで来ました。
そして6月には事業部で黒字化が達成出来ました。
これには鶴岡・鈴木部長初め、直営スタッフメンバの皆が
血の滲むような努力とコスト削減に取り組み実現する事が出来たのです。
現在は非常に安定した事業部となりました。
又、ふらんす亭事業吸収の中に、会社としては非常に大きな効果がありました。
先ずは管理本部です。
財務経理部の山口部長と山下さんの参加は当社にとって最もベストタイミングでした。
上場企業の子会社の管理会計基準を当社に持ち込んで頂いたのは
とても大きな事でした。
又、労務管理や社内ルールの見直しを勝冶さんに作って
貰った事は本当に大きな財産になりました。
創業から今まで管理本部は僕と、創業メンバの向井ちゃんと
古賀ちゃんの3人で作って来ました。
1年前の今ぐらいに、エムグラントの一番の経営リスクは
「向井ちゃんの妊娠だね。」なんて話をしてたぐらいです。
彼女一人への依存度が高く、彼女が職場から居なくなる事など
当時の当社では想像に及びませんでした。
結果この度彼女は出産をし現在産休でお休みをしていますが
1年前に一番の経営リスクを予言した事が現実となっている今。
勝冶さん山口さん山下さんの参加はこれ以上ない
ベストタイミングだった訳です。本当に感謝感謝です。
又、執行役員の宿谷さんには当時のエムグラントには全く無かった
「論理的思考」をもたらせてくれました。
創業から4年間。最後はいつも「気合」で乗りきってました。
筋トレしかしていなく、勉強は一切しませんでした。と言っても過言ではありません。
そんな宿谷執行役員の参加はエムグラには大きな知性を与えてくれました。
又この度よしかつ事業の事業責任者に就任してもらい、今後のよしかつの展開の
最高責任者に就いて頂きます。
先日も触れましたが開発の柿本さんの参加も大きかったです。
彼の存在が無ければ今年の107店舗の新規出店は絶対果たせなかったと思います。
又よしかつを作る際にはふらんす亭の商品開発の新保さんが
大きな力を奮ってくれました。鈴木の潤もエムグラに入る為に生まれて来たような男でした。
松野さんの職人ぶりは今までのエムグラにはあまり例が無かったので新鮮でした。
そんなふらんす亭と一緒になってエムグラントは大きな飛躍をする事が出来た2010年でした!