口蹄疫:殺処分のブタの血、川に流入か

 口蹄(こうてい)疫の感染拡大を防ぐため、約3000頭のブタを殺処分し埋め立てた京畿道坡州市で、谷間を流れる川の水に血が混じっているのが見つかり、防疫当局が調査に乗り出した。

 同市が2日に発表したところによると、今月1日午後5時ごろ、同市広灘面のKさん(61)から、犬飼育場で飲み水として使っている川の水に血が混じっている、という通報を受け、調査に乗り出したという。Kさんの犬飼育場の近くにある山では、先月31日、口蹄疫の感染拡大を防ぐため、約3000頭のブタを殺処分し埋め立てた。

 同市は「殺処分したブタから流れた血が、近くの川に流れ込んだものとみて、調査を行っている」と話した。

坡州=梁煕東(ヤン・ヒドン)記者

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
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