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【激動2010 政界回顧録】(下)「仙谷」時代到来 失言、暴言、食言… (2/4ページ)
このニュースのトピックス:菅内閣
幼いころ神童と言われ、東大全共闘の闘士から弁護士となり、野党政治家として頭角を現した。もしかしたら仙谷氏は長い人生で面罵された経験がほとんどなかったのではないか。西田氏の政権批判はよほど許せなかったとみえ、8月4日の参院予算委員会で再び西田氏と対決すると声色を変えた。
「耳をほじくって刮目(かつもく)してお聞きいただきたい!」
さらに「名誉毀損」発言をただされると嘘をついてメディアに責任転嫁した。
「私の記者会見などの正式な発言ではなく、そういう非公式な雑談が書かれたとすればご迷惑をかけた」
明らかな虚偽答弁だが、なお撤回していない。
政府は12月10日の閣議で閣僚が国会で虚偽答弁した場合の政治的・道義的責任について「答弁の内容いかんによる」とする答弁書を決定した。閣僚が虚偽答弁をしようと必ずしも責任は問われないというわけだ。
こんなご都合主義の解釈を正式な政府見解で定めてよいはずはない。菅内閣が国民の信を失うのは当然といえよう。
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首相の不用意な消費税率引き上げ発言もあり、民主党は7月の参院選で大敗を喫した。内閣支持率も急落したが、9月の民主党代表選で小沢一郎元代表を破り、首相が「脱小沢」路線を明確にすると支持率はV字回復した。
ところが、とんでもない落とし穴が待ち受けていた。沖縄・尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件である。