せと弘幸Blog『日本よ何処へ』

【菅直人】開国元年→亡国元年の始まり

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菅首相年頭所感「本年を、明治の開国、戦後の開国に続く、『平成の開国』元年にする」

　菅直人首相は１日付で、平成２３年の年頭所感を発表した。「本年を、明治の開国、戦後の開国に続く、 『平成の開国』元年にする」として、環太平洋戦略的経済連携協定（ＴＰＰ）など貿易自由化に向けた 交渉・協議を本格化させる考えを表明。「開国と農林漁業の活性化を両立させる政策」を、 今年前半までに打ち出すとした。

　また、社会保障の財源確保に限界が生じているとして「今年半ばまでに、社会保障制度の全体像とあわせ、 消費税を含めた抜本改革の姿を示す」と消費増税の議論に踏み込む考えを改めて示した。「政治とカネ」の問題では「今年こそ失望を解消し、国民の支持を受けた改革を断行していく」と強調した。

産経新聞
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/110101/plc1101010001001-n1.htm


　「石にかじりついても」とか「支持率が１％になっても辞めない」と言ってきた菅直人首相ですが、こんな開国をされたのでは本当に日本は滅んでしまいます。

　何故、これほどまでに環太平洋戦略的経済連携協定（ＴＰＰ）による貿易自由化を目指すのか？
　食料自給率は１４％台にまで落っこちて、農業従事者を中心に３４０万人以上が失業するという予測統計が農水省から出されています。

　どうも東京工業大学の理学部卒の菅直人首相には、第一次産業などは眼中にないようです。日本には必要がないと思っているのでしょう。

　ＴＰＰとは関税措置撤廃の例外を認めません。政府は食料自給率に関しては国家戦略局が５０％を目指すと昨年の３月に決定したばかりです。では、どうやって関税撤廃の中でそれが可能なのか？

　それを菅内閣や民主党の議員は早急に説明すべきです。ところが、そのことに関しては明確な指針を何も打ち出してはいません。高学歴の人達ばかりが集まっている割には、何らの説明も出来ないという事は、やはり嘘をついているとしか思えません。

　と言うか、もう日本農業の壊滅をひたすら狙って動き出したというべきでしょう。日本農業を壊滅することは日本の保守勢力を壊滅させ、またそこに培われてきた日本の神道文化を破壊することになります。

　高学歴者はやはり頭が良いので、財閥や労働貴族・公務員などと結託して、日本破壊の最終仕上げに動き出したということで間違いないと思います。

　それを「明治の開国」とか「戦後の開国」を持ち出して言われても、本当に迷惑なんですが、それを平気で持ち出す神経が我々には理解できない。

　本人にして見れば「平成の開国」ならぬ「平成の敗戦」を想定しているのでしょう。さしずめ今回は米国占領軍ではなく、支那・中国の人民解放軍の日本進駐といったところでしょうか。

　ＴＰＰと環境税の導入、消費税率アップに相続税の縮減。

　どう考えてみても、日本壊滅大作戦の開始宣言としか思えない。支那人や朝鮮人の大量移民受け入れも想定していることでしょうから、もう日本は本当に終わりますね。

　
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